【マッチレビュー】アーセナル対オリンピアコス
この記事を書く前にTACTICALista少し使ってみたけど想像以上に便利だしその内切り替えようかなって思い始めてる今日この頃皆さんおはこんばんにちわ。CLアトレティコ対リヴァプール、アタランタ対バレンシアと2日続けて早起きして見たのにELアーセナル対オリンピアコスは寝坊しました…というわけで分析して行きましょう。(今回はマッチレビューからの考察みたいな要素も入っております)
・試合概要
・得点
81分ラカゼット1-0
・途中交代
58分セバージョスinマルティネッリout 75分ぺぺinウィロックout 92分ナイルズinソクラティスout
65分フォルトゥニスinブチャラキスout 75分ロベラinマソラスout
・ラカゼットの負担軽減
いままではラカゼットがCB間のコースを切りながらサイドに追い込んでいき、トップ下に入るエジルが中盤へのコースを切る形で連動していました。この形はサイドに追い込み、プレスをはめるのにはいい形ですが、どうしてもラカゼットの負担が増えてしまいます。それに対して、この試合では右CBにラカゼットがプレスをかけ、左CBにはウィロックが直接プレスをかけに行ってました。サイドが逆になるシーンもありましたが、原則として片方のCBに対し2人のどちらかが寄せるともう1人は反対のCBを担当する形を取っていました。これにより、ラカゼットの負担が軽くなり、ゴール前でクオリティが発揮できるようになりました。
また、CBがワイドに開いてダウンスリーの形になる時はアンカーにラカゼットがついていき、CBにはWGがSBへのコースを切りながら抑えに行きました。
途中出場のニューカッスル戦に、守備時のタスクが軽減されたこのオリンピアコス戦で2戦連続ゴールを記録できたのは偶然ではないでしょう。
・ジャカが下りる時と下りない時
この試合では後方のビルドアップのひし形は最終ラインが左にスライドしてゲンドゥージが頂点に位置取る形で組み立てており、また、この時ジャカはゲンドゥージより高い位置のハーフスペースに位置取りゲンドゥージからボールを引き出し前線に出せるポジショニングを取っていました。この時のサカのポジショニングは中盤位の高さの位置取りでした。
それに対して、ジャカが左CBの位置に下りる形の際サカはWGの位置まで上がっているため、ジャカの左CB化はビルドアップを円滑に進める以外にリスク管理の意味合いも感じられます。
・ソクラティスが序列を下げた理由
体調不良もありましたが、コンディションが上がってきてもムスタフィが起用され続けました。これはアルテタがCBに足元やパス出し能力を求めるため、そこがソクラティスはアルテタの求めるものがなかったのでしょう。特に前述のように後方のひし形のビルドアップの際ジャカが左CBにはいる時はダビドルイスが3バックの中央から縦パスでバンバン楔を入れたりしますが、左肩上がりの3バックになる際はムスタフィが3バックの中央にはいる時もダビドルイスほどではありませんが縦パスや対角線のパスをいれてきていました。ムスタフィの縦パスはカットされるシーンもありますが、縦パスを入れる勇気があるように感じます。ソクラティスはあ足元おぼつかないのもありますが、リスクを冒す勇気も欠けてるように感じました。
先制点の起点もゴールキックをムスタフィが受けてハーフウェイライン付近まで持ち上がってからの対角線のパスをオーバメヤンに通し、そこからハーフスペースを駆け上がったサカに出し、そこからのクロスをラカゼットが押し込んでゴールを決めました。
・まとめ
試合終了
1-0で勝利
サカの見事なクロスにラカが合わせた先制弾が決勝点に。オリンピアコスに決定機をほとんど作らせなかったし良かったと思う。ただ、セバ投入からぺぺ投入までの時間はウィロックとセバが並んでたし、4-3-1-2とかも見たかった。— こーひーG党、新参グーナー@はてなブログでブログやってます (@coffee20001113) 2020年2月21日
・最後に
今回はなかなかどうして文量が少なくなってしまいました。いつものに見慣れてる人たちには物足りなく感じたかもしれません。週末のエヴァートン戦は普段の文量に戻ると思います。そんな今回でも良かったと感じたら拡散してくれるとうれしいですし、感想も待ってます!それでは次回はプレミアリーグアーセナル対エヴァートンになります!
エジルに見惚れてグーナーになった人。18/19シーズンから戦術ブログを開設してリーグ戦全試合のマッチレビューを投稿している戦術系グーナーです。
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