アーセナル見事な逆転勝利 数的不利によって得た怪我の功名とは?
次節のユナイテッド対アーセナルはスールシャールとエメリで無策な迷将と策士策に溺れる迷将の対決だな~と思ったけど最近のアーセナルの守備見てるとどっちも無策だな~…豆です






試合は前半にアストンヴィラが先制し、更に41分にナイルズが2枚目のイエローを貰い退場し1人少ない苦しい展開に・・・後半に入りグエンドゥジがドリブルで仕掛けPKを奪取、二コラペペがこれを決め同点とするもその直後再びリードを許す展開に・・・しかし81分、グエンドゥジからの浮き球パスに抜け出したチェンバースが受けシュート、一度は阻まれるもこぼれ球を自ら押し込み同点にすると82分にウィロックのパスカットからボールを受けたオーバメヤンが仕掛けてFKを得るとこれを自ら沈め見事な逆転勝利!
数的不利になったことによる怪我の功名とは・・・?
アーセナルは前半は攻撃ではアタッキングサードまでもっていくもそこから詰まってしまい奪われ、カウンターという形が目立ち、守備に関してはここ数試合同様前からプレスをかけるのか、後ろでブロックを築き守るのかチームの方針が不明瞭でしたので結局ここ数試合に似た展開になっていました。それから、ジャカ1人の責任ではないのですが、アンカーなのに前に飛び出していきアンカーとして守るべきスペースを空けてしまいそこを突かれるシーンもありました。ですがこれはジャカの問題でもありますがエメリの起用法の問題でもあります。ジャカをどうしても使いたいのならアンカーではなくダブルボランチでトレイラと組ませたり、チェンバースと組ませるのもありだと思います。要はジャカが空けてしまうスペースを埋める選手が必要なのです。
さて、後半頭にサカを下げてチェンバースを投入。4-3-2または4-4-1といった形でチェンバースが右SBに入りました。10人になってしまったことが作用したのか後半はジャカが不用意に飛び出さず、自分のスペースを守っていたこと、チェンバースが入った事により、後方の安定感が増しました。これが1つ目の10人になったことで良くなった点です。2つ目は攻撃で、特にアタッキングサードでの攻撃のスピーディーさが増したことです。3つ目は10人になったことで意識が変わったのか明らかにアストンヴィラより走れてました。それによって数的不利を感じさせないというのもありました。
それから右SBに入ったのがナイルズからチェンバースになり上がってくるタイミングが良くなったために2点目のシーンが生まれたとも言えます。
グエンドゥジ躍動
この試合もグエンドゥジが異才を放っていました。1点目のPKを奪取、2点目のチェンバースへのパス、他にもミドルで相手ゴールを脅かすシーンもありましたし、献身的に守備にも走れていましたし今やアーセナルに欠かせない存在と言っても過言ではないと思います。
次節は大一番のユナイテッド戦
サカはドリブルでの仕掛けなど光る場面もありましたが数的不利で4バックそろえるためにチェンバースと交代しましたがいいプレーをしてたので次節でも期待したいですし、ラカゼットが負傷しているため3トップはこのままいくでしょう。
そして、やはりバランスを考えたらダブルボランチはグエンドゥジとトレイラの組み合わせが良いでしょう。トップ下にはエジルが良いですね、守備での献身性などではセバージョスの方がいいですし、攻撃面でも違いを作れますが、FW陣を上手く使うことに関してはエジルの方が上でしょう。そもそも休ませるためと言ってELで招集外にして懇切使わなかったのは謎ですし、ワトフォード戦の前半とエジルが交代した後の攻撃の質の差を見ればエジルは使うべきだと思います。
では次節を楽しみに待ちましょう。Buon viaggio!
エジルに見惚れてグーナーになった人。18/19シーズンから戦術ブログを開設してリーグ戦全試合のマッチレビューを投稿している戦術系グーナーです。
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