【マッチレビュー】EL準決勝2nd legアーセナル対ビジャレアル~足りないものが多い~

1st legのマッチレビュー

今シーズンで最も大事な1戦と言っても過言ではありません。

1st legでは敗戦を喫するもアウェイゴールを1点もぎ取りホームで行われる2nd legに望みをつないだ形で終わりました。

2nd legで逆転での決勝進出を見せてくれるのでしょうか。

EL準決勝2nd legアーセナル対ビジャレアルのマッチレビューです。

本記事の内容・アーセナルの前プレスがはまり切らなかった理由とは
・エメリの光った采配
・アーセナルのサイドからの崩しが機能しきらなかった理由とは

アーセナル0-0ビジャレアル

両チームのスタメン

両チームのスタメン+交代選手

アーセナル
ニューカッスル戦からのスタメン変更
ライアン、ダビド・ルイス、マガリャンイス、ジャカ、エルネニー、セバージョス、ウィリアン、マルティネッリ

レノ、ホールディング、パブロ・マリ、ティアニー、トーマス、スミスロウ、サカ、ペペ

EL準決勝の間の週末に行われたニューカッスル戦ではかなりターンオーバーをしたこともありそこから8人のスタメン変更です。

ニューカッスル戦で高いクオリティを見せるも負傷したダビドルイスに代わりホールディングが先発、さらにはその余波を受けてのマガリャンイスではなくパブロ・マリのスタメン起用でしょう。

2列目はベストメンバーをこの大一番にぶつけてきましたね。

それから、ティアニーは当初ベンチスタートの予定でしたがウォーミングアップ中にジャカが負傷したことで急遽スタメン出場となりました。

結果、ボランチ不在ということもありシステムを2ボランチの4-2-3-1からトーマスの1アンカーの4-1-2-3に変更してきました。

ビジャレアル
ヘタフェ戦からのスタメン変更
セルヒオ・アセンホ、エストゥピニャン、モリ、カプエ、モイ・ゴメス、ラバ

ルジ、ペドラサ、アルビオル、コクラン、トリゲロス、ジェラール・モレノ

GKはリーグ戦とカップ戦で完全に分業体制を敷いてるエメリはここでもそれを継続。

ヘタフェ戦は主力の何人かを休ませて2nd legに万全を期してきました。

1st legで退場となったカプエに代わりコクランが先発、コクランにとってはエミレーツ凱旋となります。

捕まえきれない前プレス

アーセナルの前プレスの形

1st legCB間を切る前プレスで外に追い詰めるパターンWGが外切りで中に追い詰めるパターンが曖昧になった所を突かれてパレホのレイオフが起点になり失点。

2nd legでは前プレスのやり方を少し変えてきました。

CBに対しては右CBのアルビオルにはオーバメヤンが監視につき、左CBのパウ・トーレスに対しては右WGのサカが外切りのコースカットプレス(カバーシャドウ)でSBのペドラサへのコースを消しながら圧力をかけていました。

パレホとコクランの2CHにはウーデゴールとスミスロウマンマーク気味に捕まえようとしていました。

パレホの機転でわずかにマークをはがしてレイオフをするシーンはありましたが、多くの時間でパレホとコクランに自由を与えることなく捕まえられていたという点でウーデゴールとスミスロウは評価できます。

しかし、2IHがかなり前に出るということで1アンカーのトーマスの両脇にスペースが生まれ、そこからの前進を許してしまいました。

トーマスの両脇は左SHのトリゲロスと2トップの一角のジェラール・モレノがそれぞれ侵入、モレノに対しては後ろからパブロ・マリがある程度ついて行きましたが、左から入ってくるトリゲロスを捕まえきれずに起点を作られていた印象です。

また、SBに対してですが、右SBのガスパールに対しては左WGのぺぺがマークにつき対応、左SBのペドラサに対しては右SBのベジェリンが縦にスライドして対応していました。

エメリの度胸

ビジャレアルの前プレスの形

1st legの後半の逃げ腰にも見える采配からして、2戦合計スコアでリードしているため2nd legは耐えて逃げる方向に舵を取るかと思っていましたが、蓋を開けてみたら前からのプレスを緩めることなく攻めの姿勢を貫いていました

アーセナル陣内から激しいプレスでアーセナルの最終ラインに落ち着いてボールを持たせてはくれませんでした。

4-4-2でボールホルダーに順々にプレッシャーをかけ外に追い出すようなプレスでCB→SB→WGとブロックの外に追い出すことを徹底。

1st legでも書きましたがこのプレスはボールの明確な奪いどころがないため疲弊しやすいですが、上手く機能させていました。

それだけ、ビジャレアルの勝ちへの執念、エメリの求心力が素晴らしかったということでしょう。

また、この試合では明らかにベジェリンにボールが入った所をボールの奪いどころとして設定しているように見えました。

さらに、この試合ではパレホが前にスライドしてトーマスを抑えることで中央からの前進を阻むことにも成功、パレホの背後はコクランがカバーしていました。

アーセナルのビルドアップ

アーセナルのビルドアップ

この試合のアーセナルは試合開始前のウォーミングアップでジャカが負傷し、それに伴いティアニーが急遽スタメン出場しました。

ティアニーがこの試合ではオーバーラップを自重し、3バックの左として振舞う時間が多かったことから、本来はここをジャカにやらせる算段だったのでしょう。

前線は左右ともに大外からの仕掛けとハーフスペースのフリーランを生かして起点を作ろうとしていましたが、中央からの選択肢が無く、サイドから狙うしかないように見えました。

また、左右のCBは自分で持ち上がってビジャレアルの4-4のブロックにズレを作ったりすることなくボールをあっさり手放していたこともサイドからの崩しがあまり効果的でなかった理由だと思います。

いない選手の名前を引き合いに出してたられ場の話をするのは好きではありませんが、右CBにルイスがいれば、自分で持ち上がりビジャレアルの守備をずらしてから同サイドで裏を狙うパスを出したり、1発のサイドチェンジで同サイド圧縮の背後のスペースに展開し、逆サイドからの仕掛けの手助けができていたでしょう。

そうなれば、サイドからの崩しもより効果的になったと思います。

まとめ

そもそも、ジャカの負傷に関してはニューカッスル戦で休ませなかったツケが回ってきたと思います。

ベンチにはセドリックも控えていましたし、あの試合で起用した理由が分かりません。

それから、いくつかのチャンスを作り、そのどれかを決めていれば勝ちぬけていた可能性もありますが、この2試合を通じてパフォーマンスが物足りなかったことは紛れもない事実です。

さて、それから最後に2nd legのエメリの采配について触れておきましょうか。

1st legの後半は「やっちまったな」って感じの采配でしたが、2nd legの采配は悔しいですがよくやっていたと思います。

前からのプレスに関しては少しでもズレれば一気に瓦解しそうなプレスでしたが、インテンシティで押し切り中央の封鎖も上手くいっていましたがなにより1歩も引かない姿勢を示したことがこの勝ち抜けにつながったでしょう。

我が軍に話を戻すと来季は正真正銘出直しです。

来季の構想

補強が必要なのはティアニーの控えのSB、右SBのレギュラー格、トーマスの相方、2列目の控え、この辺りでしょう。

アルテタの元スカッドを刷新してサカ、スミスロウ、ティアニーら若手を軸に据えてそこにチームを引き締められるベテランを足して来季こそTop4に返り咲いて欲しいですね。

スパスィーバ

(…今日よくこれ書き上げたな…)

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