【考察】アーセナル×ヌーノ・タバレス~徹底考察~

2週間ぶりの投稿になります。

今夏の補強第1号はベンフィカ所属の左SBヌーノ・タバレスになりそうですね。

Fabrizio Romano氏によると、移籍金は800万€+ボーナス2026年6月までの契約になるようです。

ヌーノ・タバレスはどんな選手なのか、アーセナルではどんな起用法や立ち位置になるのか見ていきましょう。

ヌーノ・タバレスの特徴

高い位置でのドリブル突破とクロスの質が売りの選手です。

Sofascoredによるとドリブルは1試合平均で1.1回を記録しており、成功率は46%となっています。

また、クロスは長いクロス、グラウンダー、速いクロスと浮かせたクロスと引き出しも多いのは好印象です。

また、守備の局面では1試合ごとのタックル数が1.3回と多く、デュエル勝利数も3.7回を記録しています。

特に、地上での1対1では2.8回の勝利を記録し、勝率も51%を記録しており、強みとして考えられるでしょう。

一方、0.8回勝利で勝率39%になっている空中戦はやや不安なところです。

ヌーノ・タバレスの強みと弱み 引用元:Whoscored

Whoscoredでも強みはCrossing(クロス)とkey passes(キーパス)と評価されている一方でConcentrationが弱点とされています。

直訳すると集中ですが、オフザボールのことだと思います。

また、プレイ集の中では右サイドで出場時の映像もあり、右SBとしては内側に侵入してのプレイを好む印象を受けました。

そして、左右どちらのサイドでも左足に加えて右足でのキックの精度も及第点だと思います。

起用法考察

期待される役割はティアニーの控えとして、左サイドで彼の代わりに出場時は大外の幅取り役としてワイドからの仕掛けのクオリティの維持が求められるでしょう。

ですが、今季のアーセナルは欧州カップ戦が無いため、途中出場がメインでスタメンでの出番は非常に限られてくるでしょう(ティアニーが怪我しなければ)。

そして、補強の必要があると騒がれていた右SBですが、少し前はエメルソンやハキミ、テイラー・アダムスの噂が出ていましたが、それぞれバルサ復帰決定、PSG行き間近、最近は噂が出てこないため補強無しでチェンバースとセドリックで行きそうな雰囲気です

私はサリバ右CBでホワイトの右SB起用案を提案していますが、サリバのマルセイユへのレンタルが決まりそうなことを考えるとこの案も実現しなさそうです。

そこでティアニーと同時起用でヌーノ・タバレスを右SBで起用するオプションを用意しているのではないかと考えています。

ヌーノ・タバレスのカンセロロール

ヌーノ・タバレスを右SBとして起用してボール保持時は中央に侵入するカンセロロール、トーマスが最終ラインに降りて3バックを形成するボール保持時3-2-5になる4-2-3-1は面白いのではないかと思います。

この形なら右CBに入るベン・ホワイトの最終ラインからのキャリーも活かせる形になります。

また、ティアニー不在時に左サイドで起用する時もティアニーの代役ではなく左でカンセロロールをやらせて代わりに左WGにサカやペペといったワイドで勝負できる選手を起用するパターンもあるかもしれません。

まとめ

ヌーノ・タバレスの欠点として、守備面の話やポジショニングの話が出てきますが、ここはペペを化けさせたアルテタの手腕で改善する可能性は十分にあるため、過度の心配は不要だと考えています。

そして、ヌーノ・タバレスにはただの控えにとどまらない活躍を見せてほしいですね。

スパスィーバ

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