【特別企画】アーセナルのSDとして20/21シーズンどう戦う?後編
さあさみなさんこんにちは!【特別企画】アーセナルのSDとして20/21シーズンどう戦う?後編突入です!
前編では戦力の分析と補強ポイント、放出選手について書きました。ですので今回、後編では具体的な補強選手について書いていこうと思います。
補強ポジション
・右SB
守備の安定感を兼ね備えた選手
・左WG
ストライカー型WGのマルティネッリと使い分けができるドリブル突破、パス、シュートを備えた純正の左WG
・ポジション問わずゴールゲッター(複数ポジションこなせる選手を希望)
シーズン10~15ゴール稼げそうでCF、WGを兼務できる選手
・ボランチ
守備力とビルドアップ能力を兼ね備えた選手
・トップ下
エジルの代わりが務まる創造性ある選手
ここでひとつ謝罪があります。何をとち狂ったのか前回なぜかボランチを補強ポイントに加え忘れてました…ですので修正しときました。気を取り直してここからは具体的な補強選手を考えていきましょう。
・補強選手
・右サイドバック
ジブリル・シティべ(現所属先:エヴァートン)
アーロンズやダロトなどのプレミアリーグの選手や噂のあったムニエ、同PSG所属のケーラーなど欲しい選手が多かったですが、ここはエヴァートン所属のシティべをチョイスしました。エヴァートン所属と言っても買い取りオプション付きのレンタルでエヴァートンに加入しており、保有元はモナコのようです。
今の活躍を考えるとおそらくエヴァートンは買取オプションを行使するでしょうからそこからの獲得は困難でしょう。ですがそれはそれ、あくまで妄想記事ですのでその辺は考慮しないものとします。
シティべはモナコがリーグ1で優勝した際のメンバーの1人でした。特徴としては果敢なオーバーラップを仕掛ける運動量とスピード、そしてオーバーラップのタイミングの良さ、周囲とのコンビネーションでの崩しの上手さが挙げられ、高い位置でのクオリティの高さは今季ここまで4アシストを記録していることからも窺い知れるでしょう。また、プレーを見ているとタックルの上手さも個人的にはポイントが高いです。シティべなら守備時は対面のアタッカーに手玉に取られることなく守備をしながら攻撃時にはアーセナルの攻撃的なサッカーにも問題なくフィットできると思います。
また、1列前のポジションや左サイドバックも遜色なくこなせるようで、怪我人続出しやすいアーセナルにおいてそのユーティリティ性も重宝する能力です。
その他の候補:ダロト(MUN)、アーロンズ(NOR)、ケーラー(PSG)、ムニエ(〃)
・左ウイング
ライアン・フレイザー(現所属先:ボーンマス)
言わずと知れたボーンマスのサイドアタッカーで昨夏もアーセナルが獲得を狙っているとの報道があり、今夏も噂が再燃している選手です。今季限りで契約満了とのことでフリーで獲得できるとなればいい補強になるでしょう。
フレイザーは身長163cmとかなりこがらながらもこのプレミアリーグにおいても当たり負けしない屈強さを持ち合わせており、ドリブルも細かいタッチとスピードに乗った時の切れ味と言いストーク時代のシャキリの左サイドバージョンと表現したらわかりやすいでしょう。左足のキック精度も素晴らしく、シュート、クロスも高い質で、プレースキックも蹴れる選手です。なおかつ、右足でのクロスも左足ほどではありませんが悪くない精度ですし流れの中で中央や右サイドに流れた先でも問題なくプレーしていることから、アーセナルの前線の流動的なポジションチェンジの中でも特定の位置でしか輝かないというような問題も発生しないでしょう。
その他の候補:ドラグスラー(PSG)
・ボランチ(ディフェンシブハーフ)
トーマス・パーティ
こちらも言わずもがな最近報道が過熱している選手の1人で、先のCLラウンド16リヴァプール戦2ndレグでも活躍していたアトレティコ・マドリーの選手です。報道ではラカゼットとのトレード案などが取沙汰されてますがわたしはそんなことしません、契約解除金支払って取ります。
ボール奪取に長けたボランチというと、トレイラがいるじゃんと思う方もいると思います。プレーを見た感じだとボール奪取に関しては2人とも遜色ありませんが、印象としてはトーマス・パーティの方が無理が効く選手な感じです。トーマス・パーティは身長185cmと上背があり、空中戦でも勝負できますし、攻撃面でも長いパスが蹴れるというのもありますし、なにより中盤の狭いスペースでもスルスル抜けてく感じのドリブルも出来てキープ力もある選手です。ミドルシュートという飛び道具持ちで今季は24試合出場で2ゴールという成績です。
起用法はトレイラとの二者択一じゃなく、共存も可能だと思っています。現状ジャカのポジションが替えが効かない状態ですが、パーティ-トレイラの組み合わせもやれると思っています。中盤の守備を2人で締めて、トーマス・パーティがビルドアップを担当し、サイドチェンジをしたり攻撃に幅を持たせる役割を担い、トレイラがシンプルに縦パスを入れる役割を担うことでしょう。また、ジャカのポジションと考えると、ジャカの弱点である機動力の低さとプレス耐性の低さもトーマス・パーティは補った選手だと思います。
・ゴールゲッター
ドリース・メルテンス(現所属先:ナポリ)
こちらも最近報道が出ているメルテンスです。今シーズンは20試合10ゴールを記録しており、ナポリの最多得点記録保持者でもあります。そして、今季で契約満了で退団が濃厚視されておりチェルシーやインテルも獲得に乗り出しているとの噂がもっぱらです。32歳ですが、シーズンフルでスタメンで出てもらうというよりはジョーカー的な役割やローテーションを行う際はスタメンで出てもらい必要な時にゴールを決めてくれる頼れるベテラン枠で、なおかつマルティネッリやヌケティアら若手の成長を助ける存在としての獲得がメインの目的です。
他にもロドリゴとかも考えましたが、求める役割と移籍金の高さを考えたらフリーで取れるメルテンスの方がいいかなと思いました。
その他の候補:ロドリゴ(VAL)
・トップ下
ナビル・フェキル(現所属先:レアル・ベティス)
昨夏ベティスに加入して活躍しているフェキルです。フェキルについてはこちらの過去記事を見ていただけるとわかりやすいと思います。
フェキルは現在26歳ですので加入してくれればエジルの後継者として来シーズンはエジルと競いつつ適応し、その次のシーズン以降はトップ下の主力として、そしてスミス・ロウと競いながらやってくれたらなという感じ獲得です。
・来季予想スカッド
ここまでの補強をふまえて来季の予想スカッドを組んでみました。
来季の予想スカッドの1つ目は今の4-2-3-1をベースに組んでみた形で各補強ポイントに当てはめた形です。
そしてこちらがサブプランという事で4-4-2の布陣を組んでみました。
・あとがき
いかがだったでしょうか、今回の企画。書いてて久し振りに楽しかったですし、前編はアクセス数も伸びてて充実感もありました!ですので、今回もご一読いただけたのなら幸いです。そして、作りこんだ記事ですので感想や批評は大歓迎ですし、拡散してくれるとうれしいです。
次回はどんな記事を書くかは未定ですが、週末には更新するつもりですので楽しみにしてください!
あと、今回の補強メモ?補強リスト?みたいなやつの写真も載せときます(笑)
エジルに見惚れてグーナーになった人。18/19シーズンから戦術ブログを開設してリーグ戦全試合のマッチレビューを投稿している戦術系グーナーです。
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