【特別企画】アーセナルのSDとして20/21シーズンどう戦う?前編
みなさんこんにちは!今回は特別企画という事で、補強、放出案を考えていこうと思います。というのも、前日バルセロナの試合の分析だったり戦術的な考察をしていらっしゃるHikotaさんがこのような記事をアップしていて、とても面白かったのです。
と、こんな感じで許可もいただきましたので今回このアーセナルバージョンを作っていこうと思います。もし、アーセナルのSD(スポーツディレクター)になったらという設定でやっていきたいと思います。え?そこは監督じゃないのかって?新生アーセナルはアルテタ監督無しには始まりませんからね。そこで補強まわりという事でSDにさせてもらいました。楽しんでいただければ幸いです!(あくまで来シーズンを普通にやる想定で書きますので)
・コンセプト
まず、20/21シーズンの目標はズバリ「CL出場権の獲得」です!理想は今シーズンCL出場権の確保をして来シーズンCLに帰還がベストでしょうがそもそもアルテタが12月にやってきた時はCL出場権なんて背中すら見えない状況でした。それが今では(リーグ戦中断前)その背中に手が届きそうなところまで迫っていました。それだけでも夢を見させてもらったと思っています。ですので、来シーズンはEL出場という想定でいきたいと思います。
・19/20シーズンアルテタアーセナルの分析と来シーズンへ向けての課題
ひとまず、上の図が今のアーセナルのスカッドです。序列は出場機会とかを考慮して判断しました。アルテタ就任前に負傷してアルテタ監督の下で出場の無いティアニーとチェンバースとセドリック、それからアルテタ監督の下での出場がFA杯1試合とリーグ戦はチェルシー戦で5バックにするのに投入された10分弱のみのホールディングは除外させていただきました(ごめんなさい)。
この中でレンタル組でセバージョスは買取オプションがないのでR.マドリードに戻るのが既定路線です。そして、買取オプションが付帯してあるセドリックとマリですが、ここは私が判断させてもらいます。マリの買取オプションは行使し残留、セドリックは行使せずに退団の方向でいこうと思います。
レンタルで出てる選手(サリバ、スミス・ロウ、マヴロパノス、ムヒタリアン、エルネニー)に関してですが、サリバ、スミス・ロウは来シーズンは戦力として考え、マヴロパノスはレンタルで放出、ムヒタリアン、エルネニーは完全移籍で放出の方向でいきます。
・レンタル移籍組
In:パブロ・マリ、サリバ、スミス・ロウ
Out:セドリック・ソアレス、ダニ・セバージョス、ムヒタリアン、エルネニー、マヴロパノス
・アーセナルの補強ポイント
1.オーバメヤンの抜ける得点力
2.右SBの守備強度
3.展開力と守備強度を兼ね備えたボランチ
4.エジルの後継者
1.オーバメヤンの抜ける得点力
CL出場権の確保ができなければ契約延長できず今夏の放出は不可避です。マンチェスター・Uでなければバルサでもインテルでも移籍していいかなと思ってます。
さて、オーバメヤンが移籍するとなればチームの主要な得点源を失うことになります。アーセナルの今シーズンのリーグ戦総得点が40得点でその内オーバメヤンが17ゴールと約半分を占めています。そのオーバメヤンが退団するとなればCR7が退団したシーズンのR.マドリードのようになるのは容易に予想できます。そして、その役割を後釜1人用意して「はい、解決」と行くほど簡単な問題だとは思いません。幸い、今のアーセナルにはマルティネッリがいますが、マルティネッリ1人にオーバメヤンのタスクをすべて引き継ぐのは酷だと思います。ですので、そこに1人2人補強してマルティネッリと併用して負担の分散をするべきだと思います。
2.右SBの守備強度
アルテタ就任当初はメイトランド=ナイルズが偽SBの役割でビルドアップに貢献するとともに被カウンター時は中に絞ったところからプレスをかけてカウンターを遅らせたり、クリスタルパレス戦ではトレイラと連携しながらとはいえ対面のザハにほとんど仕事をさせなかった活躍は見事でした。ですが、負傷離脱を機に出場機会がほとんどなくなってしまいました。どうやら、遅刻を繰り返したり、「右サイドバックはやりたくない」発言でアルテタ監督からの信頼を失っており今夏の放出は不可避でしょう。そして、ベジェリンはオーバーラップだったりチェルシー戦の劇的ゴールなどの活躍アありましたが、サン=マクシマン、リシャルリソン、アントニオなど対面する選手に高頻度でドリブル突破を許しており守備時の穴になっていました。右SBでも起用されていたソクラティスはポジショニングや足元の技術に難ありでしたし、守備時に安定感がある右SBは欲しい所です。
3.展開力と守備強度を兼ね備えたボランチ
今のアーセナルのメインのフォーメーションは4-2-3-1で、ダブルボランチの左にはジャカが入りビルドアップ時は左CBとなり、右のボランチに入る選手は中央に位置しビルドアップ時はひし形のような形になります。ですので、中央からボールをさばける展開力と被カウンター時のフィルター役を兼任できる人材が欲しい所です。中断前はセバージョスがその役割を担いビルドアップへの貢献は申し分なかったのですし、守備面も直近の対戦相手なら問題になりませんでしたが、上位相手だと不安が残るところです。そもそも、来シーズンはセバージョスいませんし…
トレイラも守備強度は申し分ないですが、中盤でタメが作れたりパスが出せる選手が欲しい所です。また、現状ジャカの替えになる選手がいませんのでその点でもパスを出せるボランチの選手は欲しい所です。
4.エジルの後継者
エジルの現行契約は2021年6月までとなっており、年齢を考慮すると来シーズンがアーセナルでのラストシーズンとなる可能性が高いでしょう。そうなると今のアーセナルの他のトップ下はウィロックとスミス・ロウですが、ウィロックは推進力や献身性はいいですが、クリエイティビティさなどを考えると1列下がった位置でのプレーの方が合っているように映るのでトップ下の頭数には入れません。スミス・ロウは良い選手ですが、年齢が年齢ですのでいきなりシーズンフルで期待するのは難しいと思います。ですので20代後半のトップ下の選手を獲得するべきだと思います。
・別れを告げる放出選手
・ピエール=エメリク・オーバメヤン
・ソクラティス・パパスタソプーロス
・エインズリー・メイトランド=ナイルズ
・ロブ・ホールディング(レンタル移籍の可能性も考慮)
設定として来季のCL出場権は逃している設定ですので、オーバメヤンの退団は避けられないでしょう。次にソクラティスですが、足元の技術とビルドアップに難ありで、ムスタフィが優先的に起用されており、マリを買い取り、サリバがローンバックで加入することを考えるとソクラティスに居場所はないでしょう。ナイルズは前述のとおりで完全にアルテタの構想外の現状ですから退団は不可避でしょう。
ホールディングは昨季の負傷離脱前のパフォーマンスは良かったですが、今期の復帰後は出場機会も得られていませんし、唯一アルテタ政権下で長い時間出場したFA杯では低調なパフォーマンスに終始しておりアルテタ監督の信頼を得られているとはいいがたいです。年齢もまだ24歳ですし復活の可能性を考えたらレンタル移籍での放出の可能性もありますが、とりあえず放出の路線でいきます。
上記の3人を法主つぃた後のスカッドはこんな感じになりますね。控えのいない右SBと、サカは左SBとの併用する前提で考えると左WGのポジションも補強が欲しいです。そして、ダブルボランチもスタメンと控えのクオリティの差を考えると主力級の選手が欲しい所です。ポジションは問いませんがゴール数稼ぎ出せる選手を1人追加で獲得していきたいです。そして、エジルの後釜に据えられる選手の獲得も出来れば理想です。
CBの補強はいらないのか?と思う方もいると思いますがマリを買い取ってサリバがローンバックで戻ってくることを考えると個人的にはそこまで優先順位高くないと思い今回はスルーすることにしました。
補強ポジション
・右SB
守備の安定感を兼ね備えた選手
・左WG
ストライカー型WGのマルティネッリと使い分けができるドリブル突破、パス、シュートを備えた純正の左WG
・ポジション問わずゴールゲッター(複数ポジションこなせる選手を希望)
シーズン10~15ゴール稼げそうでCF、WGを兼務できる選手
・ボランチ
守備力とビルドアップ能力を兼ね備えた選手
・トップ下
エジルの役割をこなせる創造性にあふれた選手
※補強選手は各項目1人とさせていただきます。
前編はここまで。後編はこの補強ポジションで誰を取るのかを書いていきたいと思います!リプ欄や引用RTで4選手を予想してみてください!見事的中させた方は…後編の宣伝ツイートのリプ欄にて紹介したいと思います!それでは次回また会いましょう!
エジルに見惚れてグーナーになった人。18/19シーズンから戦術ブログを開設してリーグ戦全試合のマッチレビューを投稿している戦術系グーナーです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません