【マッチレビュー】ELラウンド32ベンフィカ対アーセナル1stレグ~アンカー脇を使いたい~

ELラウンド321stレグ、相手はベンフィカ。

コロナ禍の影響もありローマのホーム、スタディオ・オリンピコでベンフィカのホームゲームとして開催、2ndレグはギリシャのオリンピアコスのホーム、スタディオ・カライスカキスでアーセナルのホームゲームとして開催という何とも奇妙な状況です。

なんでオリンピアコスのホームでやらなきゃいけないのさ…

ベンフィカ戦1stレグ、シティ戦、ベンフィカ戦2ndレグ、レスター戦とここから2週間は難しい相手との試合が続きますが、期待しながら見ていきましょう。

本記事の内容・ベンフィカの5-1-2-2の前プレスとその欠点
・アーセナルの前からのプレスのはめ方
・アンカー脇の使い方

ベンフィカ1-1アーセナル

両チームのスタメン

両チームのスタメン

ベンフィカは直近のプリメイラ(ポルトガル1部)モリエンセ戦からは3人変更

エヴェルトンやラファシルバといった名の知れたアタッカーたちがアーセナル戦ではベンチスタート、代わりに冬にベンフィカに加入したベリッシモが初スタメンを飾っています。

配置も4バックから5バックに変更しており、守備から入ろうということでしょう。

アーセナルは直近のリーズ戦からのスタメンの変更はありません

好調を維持してましたがリーズ戦では出番のなかったラカゼットとペペはベンチスタート

また、ティアニーが久しぶりにベンチ入りしています。

両チームの二次配置

アーセナルのボール保持時

アーセナルのボール保持時の配置

ベンフィカは守備時は5-1-2-2の形で前からの圧力を強めつつ陣形をコンパクトにし、かなりハイラインを敷いてきました。

そのせいもあり、アーセナルはシュート数7本よりも多い10回のオフサイドを記録しました。

2トップと2IHの前プレスはそれぞれ、2トップは中央のコースの遮断、2IHはダブルボランチのマンマークでIHはジャカとセバージョスの動きに対して、2トップより前までは追わないもののそれ以外の局面ではマンマークがベースでした。

ただ、かなり前がかりになるためアンカーのヴァイグルの両脇がかなり空いていました。

左はスミスロウ、右はウーデゴールとサカがアンカー脇に侵入して楔のパスを受けるシーンがいくつかあり、アーセナルのビルドアップに対して対策しきれてはいなかったです。

ベンフィカのボール保持時

ベンフィカのボール保持時

アーセナルの守備時の形はウーデゴールアンカーを抑え両WGがCB→SBのコースを外切りのコースカットプレスで抑え、オーバメヤンが同サイドに追い詰めていく形でした。

ベンフィカの1アンカー2IHの逆三角形に対してはアーセナルは2ボランチとトップ下の正三角形でマンマーク気味に守り、ボールを引き出す動きにもマーカーがそのままついていき対応。

全体的に人を基準にした守り方でした。

ベンフィカはビルドアップは3バックとヴァイグルで組み立てはじめ、詰まってるときには両IHもボールを引き出す動きを見せていました。

しかし、ここはジャカとセバージョスがついていっており、前を向くことは困難。

2トップは攻撃時は縦関係気味になり、スピードのあるヌニェスが裏を狙い、ヴァルトシュミットがライン間でボールを収める役割でした。

ベンフィカの攻撃でいい形になっていたのはどれも手数をかけず、シンプルに完結させた攻撃がメインでした。

アンカー脇の使い方

この試合は正直勝てた試合でした。

主導権を握った時間帯にいくつか迎えた決定機を逃し、先制を許し、その直後に追いつき、ドローに持ち込んだ試合でしたが、本来ならば早めの時間帯に試合を決めることもできました。

ですが、シュート数7本で「決定力不足」と言い訳することはできないです。

この試合、チャンスをもっと増やせたとは思います。

楔のパスコースの作り方

ジャカとセバージョスにマンマークにつくIHを引っ張って列移動やレーン移動をして最終ラインからアンカー脇へのパスコースを開ける形は前半からいくつか偶発的には作れていましたが、体系化されておらずこの動きの回数が少なかったです。

また、セバージョスはボールを受けるために2トップの前まで下りていく癖があり、ベンフィカのIHは2トップよりも前までマークする選手が下りるとそこで待機していました。

ですので、2トップの背後で、ハーフレーンから中央のレーンにIHを引っ張る動きとサカやウーデゴールが右ハーフレーンに侵入する動きを再現性高く繰り返せていれば、楔のパスを受けるのはライン間でのチャンスメイクに長けた選手になるので、チャンス数が増え、シュートチャンスも増えていたと考えられます。

まとめ

ベストメンバーを起用して1-1のドローは正直手痛いです。

ですが、以前なら先制されたところで意気消沈してずるずると引き下がってしまうところでしたが、こないだのセインツ戦同様に先制されてすぐに取り返せるようになったのは上を目指すチームとして良い兆しだと言えます。

シティ戦はメンバーを落とすのか、このメンバーのまま行くのか、どちらにせよこの2週間はゲームモデル、選手のやりくりともに難しいものになるでしょう。

ですが、ティアニーをこの試合で一度ゲームの中に入れることができたのはシティ戦で起用するにせよしないにせよプラスだと思います。

スパスィーバ、ここまで読んでいただきありがとうございます。

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