【マッチレビュー】アーセナル対チェルシー 内容は良かった・・・だがしかし・・・

 はい、今日は中の人の都合で変な時間の更新になりましたが、分析していきましょう。とりあえず、悔しいです!!勝てそうだったからこそ悔しいです!!

・試合概要

(H)アーセナル1-2チェルシー

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・得点

13分オーバメヤン1-0

83分1-1ジョルジーニョ

87分1-2エイブラハム

・途中交代

アーセナル

23分ムスタフィinチェンバースout 76分ウィロックinエジルout 86分ペペinネルソンout

チェルシー

34分ジョルジーニョinエメルソンout 59分ランプティinトモリout 70分オドイinコバチッチout

 

・アルテタが授けた3-4-2-1対策

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 アルテタはチェルシーの3-4-2-1に対して3トップ+エジルのようなかたちでプレスをはめに行きます。3バックに対してオーバ、ラカ、ネルソンがプレスをかけエジルが同サイドの中盤へのコースを切りスペースと時間を奪うことに成功。ロングボールを蹴らざるを得ない状況に追い込みます。そして蹴らせたロングボールを回収することによりポゼッションを高めていきました。これが第一の策。

・ハーフスペース封じ

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 ピッチをワイドに使う意図が見られたチェルシーの3-4-2-1で、特に左サイドをよりワイドに使う意図が感じられました。これに対してアーセナルはナイルズがエメルソンに対応し、空いたハーフスペースに走りこむウィリアンにはネルソンがついていき対応していました。左サイドではサカも上手く対応していましたが、それ以上にオーバメヤンカバーリングが光りました。こうしてサイドでも数的同数または数的有利を保ちました。こうしてジョルジーニョが入る前半30分ごろまではチェルシーを見事に封じ込めていました。

・ジャカ抜きのビルドアップの形

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 GK+2CBのアップスリーに対してチェルシーの1トップ2シャドーで来るところにグエンドゥジがアンカー落ちのような形で入ってきてひし形を形成そこで数的優位を作り出したところからトレイラへパスを通してます。この際3人がグエンドゥジへのパスコースを切ろうとすれば偽SBの位置のナイルズへのパスコースが生まれます。

 ここがランパードとの差だと思います。配置をずらし数的優位を作り出すことができるのがアルテタがペップらの系譜の監督となりえる理由です。

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 そして、前節ジャカのいた位置に入ったグエンドゥジはジャカとは違い、ビルドアップ時に左CBの位置に収まるのではなく自慢の機動力を生かし左CBの位置やダブルボランチの位置で動き回りながらビルドアップに寄与していました。これによりナイルズの役割も少し変わりました。グエンドゥジが中に入ってくるときはナイルズは外にいる印象でした。

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 そして前節同様エジルが高い位置で前を向いて受けられたことによりエジルを経由した高いクオリティでの攻撃を展開できていました。アンカーの位置に入ったトレイラや偽SBのナイルズからエジルにパスが入り、そこからのネルソンとの連携は特に光っていました。ネルソンはオフザボールの動きが優れているためエジルとの相性もいいのでしょう。(上の図はエジルのヒールパスからネルソンが抜け出しドリブルで仕掛けたシーンです。)ネルソンのオフザボールと献身性はペペに欠けているものです。

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 左サイドでは42分のこのシーンのようにラカゼットが収め、外のレーンのサカに繋ぎ、そこから空いたスペースにオーバメヤンが走りこむ形がチャンスになっていました。

ジョルジーニョ投入

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 しかし、アーセナル優勢の時間は34分のジョルジーニョ投入から風向きが変わっていきます。ジョルジーニョ投入により4-3-3へと形を変えたチェルシーのビルドアップはこの布陣から大胆に配置を変えてというのはありませんでしたが、アーセナルが守備時4-4-2で守り、4バックにプレスをかけに行くところにコバチッチやジョルジーニョが下りてきてビルドアップをします。結果、高い位置で奪える回数が減り、ポゼッションがチェルシーに移っていきます。さらに、数的同数になり、マークも明確になりエジルの自由が減った印象です。

アーセナルの課題

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 さらにアーセナルが押し込まれる展開に拍車をかけたのは、CBが持ち上がってきた際の対応の曖昧さです。このようにCBに好きに持ち上がられてしまうとそこから展開され、振り回されてしまい苦しい状況になります。ここをラカゼットが片方のCBを捨てプレスをかけるかエジルジョルジーニョとのコースをネルソンがアスピリクエタとのコースを切りながら寄せるべきだったのか、またどこまで持ち上がってきたら寄せるべきなのかを明確にするべきです。

・アルテタの課題

 アルテタは選手の配置や、ロジカルでのプレスのはめ方、はがし方といった事前に授ける策は秀でたものがあります。ですが、試合中の修正に関しては、交代もけが人以外では2試合とも70分以降とヴェンゲルのような遅さです。ヴェンゲルも修正の遅さゆえに取りこぼす試合もありましたからアルテタのそこはここからの課題です。その点に関してはランパードは決断も速かったと言えます。

 ただ、怪我人が多すぎて切れる交代の手札が少なすぎるのはアルテタに同情しますが、、、

・最後に

 先制シーンの見事なエジルのCKからチェンバースが頭で繋いでオーバメヤンのダイビングヘッド、同点弾はFKをレノが見誤り、その後ろで本来なら既に退場してるジョルジーニョが決めたシーン、逆転シーンはカウンターでエイブラハムからウィリアンがエリア内まで持ち込んで最後エイブラハムが決めたシーンはどれも戦術的にはノーチャンスに等しいです。エイブラハムの持ち上がりに対して、横を走るウィリアンも視野に入れながらダビドルイスが半身で下がりながらの対応を強いられましたしかなり難しいでしょう。

 ただ、良い試合をしていただけに悔しい終わり方になってしまいましたが、課題も浮き彫りになったので改善していってほしいですね。次は年明けのユナイテッド戦で会いましょう。

 

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