【マッチレビュー】アーセナル対レスター アーセナルに足りないものと現在地

 いつになったらエメリ解任されるんでしょうね・・・

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 この試合アーセナルは3-4-1-2、レスターは4-1-4-1の布陣でスタートし、前半は0-0で折り返しましたが後半に2点を失い2-0で完敗と言える内容でした。ではここからは分析していきましょう。

・前半

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 アーセナルは前半は基本的にリトリートで守りました。注目すべきはエジルです。この試合はエジル含め前線3人の守備での貢献度は計り知れません。特にエンディディをエジルがしっかりマークすることでビルドアップ時にほとんど仕事をさせなかったためレスターはビルドアップの形が限られたこともあり守り切れました。ですが、エメリのディティールの甘さが出るのはここからです。↓

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 エジルがエンディディへのパスコースを切りながらCBへ寄せるんですが、このとき2トップが連動してないためCB→CBエンディディで簡単につながれてしまってましたし、プレスをかける際の約束事がないんだろうなと感じました。

 他にもレスターのSBがオーバーラップを仕掛けてきた際のマークの受け渡しの甘さも気になりました。

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 攻撃面ではこの14分のシーンでしょう。左サイドに流れたエジルからトレイラを経由して右サイドの大外駆け上がっていたオーバメヤンへつながるとオーバメヤンがドリブルを仕掛けチルウェルを引き付け空いたハーフスペースにベジェリンが走り込みマイナスの折り返し、それをラカゼットがシュート。惜しくもシュート外れてしまいましたがいい形になりました。他にもエジルのスルーから好機が生まれたりラカ、オバメ、エジルの距離感も良くそこにベジェリンのオーバーラップも加えた攻撃に関しては魅力的でした。

・後半

 後半の最初にアーセナルがカウンターでエジルが持ち上がりオーバーラップを仕掛けてきたコラシナツにはたくとダイレクトで折り返しオーバメヤンがシュートしこれが決まり先制かと思われたがオフサイドでノーゴールに・・・そのあとは押し込まれる展開が続き68分75分と失点してしまいます。

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 レスターの先制点は良い時のアーセナルを彷彿させるようなダイレクトパスの連続からの素晴らしいゴールでした。前半は3バックの誰かがヴァーディを視野内に捉えマークしていましたが、このシーンでは早いパス回しのうちにヴァーディのマークが外れてしまいフリーでシュートを打たせてしまいました。

自身のゴールをアシストしたバーディに言及。「多くの得点を決めながら、非常に利他的な選手なんだ。トップストライカーは常にシュートを狙うけど、バーディは僕の方が良いポジションにいることに気づいた。だから集中を維持して良いシュートを放ち、ありがたいことに枠へ飛んだね」と、エースに感謝の言葉を送っている。

(GOALより引用)

 2点目は上記のようにヴァーディの落としをマディソンが決めたゴールですが、ヴァーディが強引にシュートを打つことも可能でしたが、ヴァーディはより確率の高いマディソンへのパスを選択しました。

 アーセナルはその後ペペ、ウィロックを投入しますが効果的な攻めは展開できず終戦。オバ、ラカ、エジルは試合開始からずっと守備での大きな貢献もあり試合終盤にはガス欠気味でした。それから、この試合も横パスをひっかけたり精彩を欠いたグエンドゥジではなくトレイラを下げての交代でした。ウィロックの投入の意図はわかります。3列目から飛び出せる選手を入れ攻撃に厚みをもたらそうとしたのでしょう。ですが、中盤のフィルター役のトレイラを下げてしまってはボールの回収率が下がり攻めに転じたはずが守備の時間が増える可能性もあり本末転倒です。

 エメリのメンバー選考は選手をただ配置して自分の戦術を実現しようとするだけでディティールや相手とのかみ合わせは一切考えてない様に映ります。その上選手の良さまで潰してしまうという目も当てられない始末です。

・総括

 この試合を通して今のレスターの戦い方はアーセナルが目指すべき形のように感じました。

・組織的でコンパクトな守備

 レスターは前からプレスをかけるさいヴァーディを軸とし連動して次から次へとプレスをかけてきますし、プレスがかわされ引いて守る際もただべた引きするのではなくソリッドに目的意識をもって守っています。

・躍動感あふれる早いパス回しでの攻撃

1点目のような早いパスサッカーこそアーセナルが目指すべきものだと思います。

・選手がそれぞれ持ち味を発揮できる布陣

この4-1-4-1はヴァーディを生かし、その後ろでビルドアップからマディソンとティーレマンスが活きるやり方でした。

・最後に

 アーセナルは手遅れになる前にエメリを解任してくれと思うのに十分すぎる内容の試合でしたね

 

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アーセナル #EmeryOut #サッカー

 

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