【マッチレビュー】日本対モンゴル 大勝と収穫それから課題
日本6-0モンゴル


・総評
右WG(SH)に伊東純也でこの並びを見たときに、これは4-2-3-1と3-4-2-1の可変システムやってくれるかな期待したんですが、普通に酒井宏樹がオーバーラップしてくただにの4-2-3-1でしたね。そもそも酒井が上がる形はWGが堂安で内側に入っていくプレーが得意だからこそSBが大外を上がる形が活きるのに縦突破が得意な伊東純也がWGなら酒井は上がらないで守備を固めて南野とかがハーフスペースを使う形でもいいのに…森保監督は可変システムって知ってるのかな…と、まあ小言はここまでにしましょう。
いままでだと、めっちゃ引いて守る格下相手だと苦戦して1点しか取れないとかありましたが、今回は大量6得点できたのは良い収穫でした。
・前半
前半は中島のw類癖が出ていましたね。引いて守る相手にインスイングクロスを放り込んでもはじき返されやすいですがそれを何度も繰り替ええしていました。内側や外側を上がってきた長友を使ったり自分で仕掛けてマイナス気味にも折り返したりもほしかったものです。その点伊東純也は自分の持ち味やその辺りわかっていますね。縦突破から深い位置からクロスを入れた1点目のアシストや南野との連携からの3点目のアシストも良かったですね。
前半を通じてクロスを放り込むパターンが多かったので、永井もヘッドで決めましたがこういう戦い方なら武藤や鈴木武蔵のようなフィジカル強い選手呼んでほしいですね。
・後半
後半の鎌田の一点目は遠藤航のミドルがよかったのもありますがそのあとよく詰めてましたね。
後半はすでに大勢が決していた後でしたし、特に日本ゴールが脅かされることもなかったです。
ですが今回の森保監督で評価できるのは永井を下げて原口を投入した交代策ですね。運動量が落ちてきた永井を下げ、原口を投入、原口を左サイドに置き守備にも走れるし中島を前残りさせることもできますし試合を終わらせる交代としてはよかったと思います。南野下げて鎌田の交代も悪くはないですが、できれば永井との交代で0トップ気味に鎌田でトップ下南野で降りてくる鎌田と飛び出していく南野のコンビネーションも見たかったです。
・最後に
中島の今日のプレーは競合相手にやったら確実に致命傷になるやつです。ボールを受けに下がりすぎてしまうのも問題ですが、ドリブルで仕掛けてなかなかパスを出さないし、一番まずかったのは低い位置で受けてからパスも出さずに持ち続けて結果ロスト、そこからカウンターのピンチを招いたシーンはまずかったですね。
代表招集に関してですが、全員にそれなりの出場時間を与えられないわけですし、フルメンバーで呼ぶ必要ないと思いますね。特に久保はこのAマッチウィーク明けにR.窓リー戦もあり、できれば招集せずマジョルカに集中させてあげたかったですね。それから柴崎は2部でリーグの中断もありませんしなによりデポルティーボの状況がどん底で批判のやり玉にも挙げられている今回は見送り、柴崎の替えの選手を模索するのもありだったと思いますね。
では次はタジキスタン戦かAマッチウィーク明けのシェフィールド戦でお会いしましょう!
Aマッチウィーク明けで披露も考慮してエジルを起用してほしいな~
エジルに見惚れてグーナーになった人。18/19シーズンから戦術ブログを開設してリーグ戦全試合のマッチレビューを投稿している戦術系グーナーです。
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