アーセナル薄氷の勝利 未だに見えないエメリの意図
ぺぺのCKをダヴィドルイスが走りこんで頭で決めてこれが決勝弾。ダヴィドルイスはこれが移籍後初ゴール。
アーセナルは表記は4-2-3-1ですが試合を観た感じだと基本はジャカがアンカーでセバージョスとグエンドゥジがインサイドハーフの4-3-3の4-3-3な感じでした。
アーセナルは勝ちはしましたが、内容はとても褒められたものではありませんでした。
右SBチェンバース、左SBコラシナツだと、二枚目の画像のように左肩上がりでコラシナツが高い位置を取り、チェンバースが守備を固めると、理にかなった布陣で、コラシナツの高い位置での守備と持ち上がりも活かせていましたし、ジャカが2CBの間に落ちてダウンスリーの形で両SBが高い位置を取れたりある程度理にかなった布陣でした。ただ、コラシナツのクロスの精度はお察しでしたが・・・
ですがここまではよかったのですが、そこからの構築に難ありな形でした。さらにラカゼット不在もあってかオーバメヤンが低い位置まで降りてきすぎたりかみ合わない面もありました。
前からのプレスもある程度はかけに行ってたのですが、かみ合わなかったり、グエンドゥジがプレスをかけに行った裏をぺぺが戻ってカバーできずそこを使われたりのちぐはぐもありました。
そして、今日のジャカは致命的なミスこそありませんでしたがアンカーとしては微妙でしょう。
総括
この試合はとてもBIG6が格下をホームに迎えての試合には見えませんでした。攻撃は単調ですし守備もボーンマスがアーセナルの脆さや穴に付け込まなかったからこそのクリーンシートでしょう。いまだにエメリのやりたいサッカーは見えてきませんし、4バックとアンカージャカに固執する理由がわかりませんし薄氷の勝利と言えます。
何ならここ最近のプレミアでの試合は同じことを繰り返している印象です。なんで今3位につけているのかが不思議なくらいです。アタッカーの質が良いからユナイテッドの二の舞にならずに済んでる印象です。
エジルに見惚れてグーナーになった人。18/19シーズンから戦術ブログを開設してリーグ戦全試合のマッチレビューを投稿している戦術系グーナーです。
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