【マッチレビュー】アーセナル対レスター~零れ落ちた勝利~

 みなさんおはこんばんにちは。前節難敵ウルブズを撃破して勢いに乗っている中でのレスター戦、ここでも勝ち点3を積み上げたいですね。というか、CL出場の最後の望みをつなぐためにも取りこぼしは許されない状況です。

アーセナル(H)1-1レスター

スターティングメンバー

【得点者】

【アーセナル】21’オーバメヤン【レスター】84’ヴァーディ

【途中交代】

【アーセナル】71’エンケティアinラカゼットoutウィロックinサカout 80’トレイラinセバージョスout 90’+3ナイルズinオーバメヤンout

【レスター】59’バーンズinイヘアナチョoutフクスinオルブライトンout 76’グレイinベネットout 82’デニス・プラートinエンディディout

・前半-1 レスターの狙い

 マディソンとチルウェルがしゅつじょうきびしいといわれてましたが、そう言ってたカンテもポグバもいつもアーセナル戦には出てくるからどーせ出てくるんだろって思ってたらほんとに欠場でしたね。さて、そんなレスターはこの試合は前節同様3バックを採用してきました。

守備時

 初期配置は3-4-1-2のような形でしたが、守備時はトップ下のアジョセ・ぺレスが前に出て3-4-3の形になりアーセナルの3-4-3に対してミラーゲームに持ち込んで前からかなり積極的にプレスをかけていました。前プレスは3バックに3トップを充てるシンプルな形で、そこからサイドに追い詰める時はヴァーディ―が回るような形でサイドに追いやり、WGが中盤へのコースを切り、WBは対面のアーセナルのWBを見る形で追いやっていきました。

攻撃時

 攻撃時はアジョセ・ペレスが少し下がり目になり最前列にイヘアナチョとヴァーディが並ぶ3-4-1-2のような感じでした。また、後方からのビルドアップは3バック+エンディディが起点になっている印象でした。前回対戦の時もそうでしたが、レスターの中央からのビルドアップにおいてエンディディの存在は欠かせないものでしょう。そして、ダブルボランチでコンビを組むティーレマンスはエンディディより前目の位置を取り、この2人は縦関係に近い配置でした。

・前半-2 アーセナルの3バックの進化

 レスターの後方から縦パスが2トップに入ったりする際に左右のハーフDF(3バックの左右)の出足が速くなり、そこでの潰しが機能していたように感じました。

 そして、レスターの2トップに対してはそれぞれコラシナツとムスタフィがマンマークでダヴィド・ルイスは適時ボールの入った方にカバーしに行くといった印象で2トップに対して3バックをぶつけるメリットが最大限に生かされた感じです。また、イヘアナチョとヴァーディが降りてボールを受けに行く際もかなりついていってました。

・前半-3 この試合でも異彩を放つセバージョス

 先制点の起点はセバージョスでした。セバージョスがティーレマンスをきれいにかわし、裏へ抜け出すサカへのスルーパス、それを受けたサカがエヴァンスを外し、オーバメヤンへのパスを通し、オーバメヤンが難なくゴールに沈めて先制。

 他にも裏へ抜け出すベジェリンとの息も合い、ここの関係性からもチャンスを創出していました。特にソユンクの背後からのベジェリンの飛び出しにぴしゃりと合わせるセバージョスのパスは効果的でしたし、パスの質もエジルを見ているようでした。

 また、見ている印象でも飛びぬけていましたが、スタッツでも圧巻のものを記録していたセバージョス。

・前半まとめ

 先制点後もレスター相手に主導権を握り、何度もゴールに迫るシーンを見せたアーセナルで、シュート数も前半で7本で内枠内シュートが6本でしたが、それらをシュマイケルがファインセーブでシャットアウトし追加点を許しませんでした。

・後半-1 アーセナル数的不利に

 アーセナルは71分にエンケティアとウィロックをラカゼットとサカに代えて投入してきました。しかし、直後にアクシデントが起きてしまいます。レスターの中途半端なバックパスをエンケティアがインターセプトしようとしたところジャスティンの膝にエンケティアの足が入ってしまう形でした。足裏を見せていたこともありイエローが出されるのは納得でした。しかし、その後VARでカードの色がレッドに変更になりました。前半にはヴァーディの足がムスタフィの顔にはいるシーンがありました。どちらも不可抗力な形でしたがかたやレッドでかたやノーカードなのはいかがなものかと思いましたね。

 と、エンケティアのレッドについてはここまでにして、10人になってしまったアーセナルですが、10人になった際の定石は4-4-1のブロックを作って守る形で、ダヴィド・ルイスの退場で数的不利になりながらも同点まで持ち込んだチェルシー戦でも数的不利になった当初は4-4-1で守っていました。ですが、この試合では3CBは維持して5-3-1の形で引いて守ってきました。

 WBがサイドに釣り出された際はIHが空いてしまうハーフスペースを塞ぐためにCB-WB間のスペースに下りていっていました。コラシナツとティアニーもいましたしこの2人を縦に並べて4-4-1にすることも可能だったでしょう。しかし、アルテタがそうしなかったのは押し込まれるのは覚悟の上で最後尾での優位性を保ちたかったのではと推測します。

 4-4-1にすれば2CBはダヴィド・ルイスとムスタフィになり、ヴァーディ、バーンズの2トップと数的同数での対峙を強いられることになります。ルイス、ムスタフィのスピード不足はアルテタは理解しているでしょうからここが数的同数になったら間違いなくやられるという風に考えていたのではないでしょうか。だからこそ数的不利になっても3対2でハーフDFが2トップに付きルイスがフリーマン的な感じでカバーできる局所的な数的優位を選んだのだと推測します。

 最後に、同点にされた後、オーバメヤンを下げてナイルズを投入したのは、なんとしても勝ち点1は持ち帰ろうというアルテタの気持ちの表れでしょう。

・後半-2 出してよし受けて良しなジェイミー・バーディ

エンディディのボール奪取からのカウンターでヴァーディの滞空時間の長いクロスにイヘアナチョがボレーで合わせた54分のシーン。このシーン含め3本のクロスを上げ2本が通ってるヴァーディですが、どのクロスも精度も高く急所を突くようなクロスで、クロスの出し手としてのヴァーディも光っていた試合でした。

 グレイからの針の穴を通すようなクロスに合わせたヴァーディのゴール。ぺレスに合わせようとしたクロスにも見えましたし、VARでもぺレスが触ったかのチェックも入っていました。ムスタフィも一瞬遅れたか、ヴァーディに置き去りにされるような形になってしまいました。

 4-4-1で守っていれば出し手のグレイのところもう少し強く出れたかもという面では裏目に出た感も否めませんが、4-4-1だとその前に失点していたリスクもありますし完全に結果論です。ただ、一つ言えるのはヴァーディの抜け出しは完璧だったなという事です。

・雑感

 前半途中から後半頭のの押せ押せムードの間に追加点をとれていればおそらく勝てただけに惜しい試合でした。

 これでCL出場権争いは終戦気味ですが、そもそもあのどん底の状況からCL出場権の夢を見させてくれたあるテタに感謝しなければいけませんね。残りの試合も来季の糧になると信じて応援していきましょう。

 ・あとがき

 ここまで読んでいただきありがとうございました。次回はいよいよノースロンドンダービーこれは絶対落とせない試合ですね。今回は少し短かったですが拡散、感想をいただけたら嬉しいです!

 それではまた次回!

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