【マッチレビュー】トッテナム対アーセナル「進化の過程」

The Mind Seriesラストを飾るのはアーセナル対トッテナムのノース・ロンドン・ダービー

数多の監督に振られた末にウルヴズの監督を務めていたヌーノ・サントが正式に監督に就任したが、今度はケインの去就に揺れるスパーズ。

2億5000万ポンドの補強予算とは何だったのか、ホワイト、ロコンガ、タヴァレスを獲得し割といい補強はしているがまだ補強箇所はある上に、放出が進まないアーセナル。

両チームともに開幕を見据えて割とガチ編成できたこのプレシーズンマッチはどのような試合になるのか。

本記事の内容・ジャカの中央残りによる不具合の解説
・その不具合の改善案
試合ハイライト

トッテナム1-0アーセナル

両チームのスタメン

両チームのスタメン

アーセナルはトーマスが負傷代役にロコンガ左WGはマルティネッリはオリンピック直後でまだ合流しておらず、エンケティアもケガ、サカもベンチスタートでオーバメヤンが先発。

ベジェリンのスタメン以外は現状のベストメンバーと言えます。

スパーズもケインを欠く以外はベストメンバーに近いんじゃないでしょうか。

途中出場組

セドリックがジャカと交代でピッチに立ちナイルズがボランチに移動、セドリックが右SBに入る以外はポジションそのままの交代でした。

ジャカの中央残りの課題と改善案

ジャカの中央残りのビルドアップ

この試合、ジャカがクロースロールで左に降りるのか、昨シーズンのラスト2試合やEUROでのスイス代表のように中盤に残ってビルドアップするのかに注目が集まりました。

ふたを開けてみたら、後者でした。

メリットはビルドアップの形のワンパターン化や後ろの重さを解消できることですが、ジャカの代わりに左から組み立てをする選手が必要です。

パブロ・マリがワイドに開ければよかったのですが、ここで中央に残ってしまったため、ティアニーも高い位置を取れず、代わりにオーバメヤンがサイドに流れる形になっていました。

右はホワイトが2トップの脇まで、キャリーしてから縦パスを刺せるため、左と比べて右は前進がスムーズにできている印象です。

改善案として、CBが左にスライドして右SBが3バックの右に入ることで、左もマリがワイドから押し上げる形が、昨シーズンチェンバースが右SBで機能した形ですが、これだとホワイトのキャリーを活かしにくくなってしまいます。

改善案

さらなる改善案としては、ロコンガがアンカー落ちすることで両CBがワイドに開き、2トップ脇を使えるようにし、右SBには偽SBとして中央に絞り、左WGはライン間で縦パスを受けつつ、大外のティアニーと連携を取れる選手が望ましいです。

現状の戦力なら右SBはナイルズ、左WGはサカが望ましいでしょう。

補強するなら、右SBはカンセロはアダムス、左WGはマディソンやアワールが該当しますね。

おわりに

前線の物足りなさは左からの持ち上がり右SBのタスクの明確にすることで、後方の体制を万全にしてアタッカーにファイナルサードでの仕事に集中させる必要があります。

そのうえで、左WGにクリエイティブな選手を置き、ストライカーにゴール前に集中させることで、この問題は解決するのではないかと思います。

あとはガブリエウの復帰が待たれるばかりです。

そして、補強に関しては、2nd GKはもちろんですが、主力級の選手では左WGと右SBが必須級で時点でボランチにもう1人欲しいといったところでしょうか。

スパスィーバ

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