【マッチレビュー】ELラウンド32アーセナル対ベンフィカ2ndレグ

ローマで行われた1stレグ(アウェイ)は1-1のドローで折り返してギリシャはギリシャのオリンピアコスのホーム、スタディオ・カライスカキスでアーセナルのホームゲームとしての2ndレグが行われます。

1stレグのマッチレビュー

直近のシティ戦ではターンオーバーした中では善戦しますが開始直後の失点が響きそのまま0-1で敗戦。

フルメンバーが予想されるこのベンフィカ戦2ndレグは何を差し置いても勝たなければなりません。

本記事の内容・ベンフィカの1stレグからの修正の解説
・アーセナルの守備の機能した点と問題点の解説
・ウィリアンの投入が機能したわけとは…?

アーセナル3-2ベンフィカ(2戦合計4-3)

試合のハイライト

両チームのスタメン

アーセナルは直近のリーグ戦、シティ戦からは4人の変更

マガリャンイス、セバージョス、スミスロウがマリ、エルネニー、ぺぺに代わりスタメン復帰です。

また、シティ戦で脳震盪で途中交代したホールディングは経過観察で欠場、代わりにダビド・ルイスがスタメン出場。

2列目の人選、オーバメヤンは引き続きトップでの起用とベンフィカのハイラインの裏を狙いたいのでしょう。

ベンフィカは直近のリーグ戦のSCファレンセ戦から5人を変更し、4バックから3バックに変更してきました。

ジウベルト、タバレス、エヴェルトン、ピレス、ヌニェスに代わりベリッシモ、ゴンサルヴェス、グリマルド、ヴァイグル、ピッツィを起用。

ラファ・シルバもリーグ戦では右SHでの出場でしたが、この試合では2トップの一角としてのスタメン出場なことからリーグ戦よりもボールを持てないことを前提にゲームプランを設計しているのでしょう。

両チームの二次配置

アーセナルのボール保持時

アーセナルのボール保持時の配置

アーセナルのボール保持時のベンフィカの守備でまず光っていたのはアンカー脇ががら空きだったという1stレグの際の問題点の修正を試みた点です。

1stレグでは2トップと2IHが前に出ていき前プレスをかけていてIHの背後、アンカーの脇が開いていましたが、2ndレグではアンカーのヴァイグルはウーデゴールに対してマンマーク気味に前に出ていくやり方に変更しました。

さらに、5-3-2での前プレス以外にもラファ・シルバが1列下がる5-4-1での守備も実行してきました。

これは3センターから4枚に、そして1アンカーではなくダブルボランチで中央にふたをすることができるためより守備が固くなります。

ただ、中盤3枚から4枚への切り替えのスライドが追い付かずに縦パスが通るシーンはいくつかありました。

アーセナルはティアニーが復帰したことでスミスロウがより中寄りの位置でプレー、オフザボールの動きでスペースを作り、楔のパスをワンタッチではたき、決定的な仕事こそありませんでしたが、スミスロウの今日の役割は間違いなく欠かせない役割です。

ウーデゴールはライン間よりも3センターの脇かラファ・シルバの背後でパスを引き出す動きが目立ち、代わりにサカが高い位置に侵入することでライン間に人がいなくなるということは防げていました。

ベンフィカのボール保持時

ベンフィカのボール保持時

ベンフィカのビルドアップはヴァイグルとターラブトが低い位置、ピッツィはライン間に入り3-4-1-2気味でビルドアップを開始していました。

それに対して、アーセナルは3バックには中央からはオーバメヤンが寄せていき、両サイドはWGが外切りのコースカットプレスでWBへのコースを抑えながらプレッシャーをかけ、ヴァイグルにはウーデゴール、降りていくターラブトにはセバージョスがそのままついていき対応することで前からはめようとしていました。

ただ、両SBは両WBに圧力をかけるために前目に出ていたため、CB-SB間が少し開いていた印象です。

そこに、ピッツィやラファ・シルバが流れてきて楔のパスを入れられていました。

2CBに2トップピッツィにジャカで数的同数で守っていたため、降りてく選手に強く出れなかったことも楔のパスを通されやすかった理由の一つだと考えられます。

ウィリアン投入の狙いは…?

ウィリアン投入の狙いは…

63分にセバージョスとスミスロウに代えてトーマスとウィリアンを投入。

この試合のウィリアンは普段より出来が良かったですが、ドリブルのキレなどオンザボールのクオリティが飛び抜けていたわけではありません。

オフザボールの動き、特に動き出しが普段よりも量、質ともに良かっただけです。

しかし、そのたったそれだけがパフォーマンスの改善につながったと言えます。

それから、アルテタのウィリアン投入の狙いもよかったですね。

ウィリアン投入後は左はウィリアン、右はウーデゴール3センターの脇に立ち、最終ラインからのパスを引き出し、起点になっていました。

また、基本はIHの背後から外に降りていきますが、IHが外寄りに立つときは逆に3センターの内側に侵入してパスを引き出す動き直しも光っていました。

そして、ウィリアンにはもう一つ重要なタスクがありました。

それが、ニアゾーンランです。

同点シーン

幅を取るティアニーの内側を走るニアゾーンランでティアニーからのパスを引き出す動きでこの試合はエリア内に侵入する頻度も高く、ティアニーのゴールをアシストした以外にも決定機を演出することができていましたし、これはアルテタの交代策が機能したと言えるでしょう。

終盤の交代策

終盤のファイヤーフォーメーション

ベジェリンに代えてラカゼットを投入し、サカが右SBに入る4-4-2から可変する3-1-6のような押し込んだ形で、5レーンに人を置いて、なおかつクオリティも維持できる配置という点では理にかなった交代策と言えます。

同点シーンも左サイドから右サイドまで振った所からサカのクロスにオーバメヤンが合わせてのゴールで、交代が機能した形と言えるでしょう。

ですが、問題点としてはアタッカーを続けて投入したときに起きる問題として、守備時にボールの奪いどころを見失ってしまうという点です。

そして、攻撃的になったのに守備の時間が増えてしまったという矛盾が発生してしまいます。

まとめ

今季、これほどまでに内容よりも結果が重視された試合はあったでしょうか…?いいえ、ありませんね(笑)

ミスからの失点やピンチの数々、終盤は攻撃的に出たいのになかなかボールを奪えない、など、課題も多かったです。

ですが、それを吹き飛ばしてくれる後半に勝ちぬけには2点が必要になった状況からの2ゴールによる逆転勝利。

見事なものでした。

スパスィーバ

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