【マッチレビュー】リーズ対アーセナル<CBとCFの駆け引き>

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リーズ1-4

試合のハイライト

両チームのスタメン

両チームのスタメン+交代選手

リーズ
シティ戦からのスタメン変更
シャクルトン、D.ジョレンテ、フィルポ、ダニエル・ジェームズ

ドラメー、コッホ、ダラス、クリヒ、ゲルハルト

0-7と大敗したシティ戦からのスタメン変更は5人

チャーリー・クレスウェルがトレーニング中に肩を脱臼して離脱したことでアーセナル戦で起用可能なトップチームの選手は9人しかいないという事態になったリーズ。

フィルポは累積警告で出場停止、他の選手はみな負傷離脱でコロナ関連の離脱0ながら、スタメンに2人とベンチ全員をユース選手で補わなければならないという緊急事態。

CBのコッホも開幕戦以来の出場という状態だ。

アーセナル
ウェストハム戦からのスタメン変更
なし

前節ウェストハム戦からのスタメン変更は0人

スミスロウが離脱したエヴァートン戦から4試合連続で同じ11人をピッチに送り出している。

CBとCFの駆け引き

ゲルハルトのCBへの寄せ方

リーズはアーセナルがゾーン1(ピッチの自陣側1/3)では2トップで2CBを捕まえ、WGはSBへのコースを抑えながら前に出る形でマンマークで前からのプレッシングを行うが、それを突破された場合、ゾーン2(ピッチの真ん中1/3)では一度仕切り直して4-2-4の形を維持してアーセナルを引き込んでからプレスに行く形が目立った。

4-2-4で両WGはSBをマークし、2トップはプレスに行く際は縦関係に代わり、トップ下のロバーツがトーマスをマークし、CFのゲルハルトがCBにプレッシャーをかける。

CBに寄せる時にCFのゲルハルトはCB間を切るように回り込んでから横からプレッシャーをかける場面と、CBのキャリーの進路をふさぐように前からプレッシャーをかける場面があった。

横からのプレッシャーに対してはホワイトもガブリエウも内から寄せてくるゲルハルトから遠い位置に利き足でボールを持てるため、縦にキャリーをし縦パスを狙っていた。

一方、前からのプレッシャーに対しては運ばずにシンプルに縦パスを出すか逆サイドのCBに出して仕切り直す形で回避していた。

そのため、この試合のアーセナルのパス交換はガブリエウからホワイトのパスが16本でチームトップ、ホワイトからガブリエウが12本でチーム2位の本数を記録している。

ラカゼットについて行くコッホ

リーズは基本はマンマークで2CBに1トップが対応して同サイドに追い詰める守備を行う一方、最終ラインは1トップには2CBで数的優位を保ちたいはずだが、この試合では降りていくラカゼットに対して右CBのコッホがかなり徹底的にマークし、中盤のラインを越えてもついて行くケースが多く見られた。

そのため、最終ラインに穴が開く状態になり、マルティネッリが中へのランニングで狙う他、右SBのドラメー内側のスペースを意識することで、外側から背後への動きに対する意識が希薄になるところを狙いティアニーが斜めに裏を狙う形からのチャンスも作れていた。

また、チームとしてマークにつかれている選手に当てたレイオフでフリーの前を向ける選手に預ける形を多用していたのもこの試合の特徴だ。

高い位置からの守備とトランジション勝負

1点目は前プレスから高い位置で奪ってサカが運んでラカゼットからジャカのシュートを狙った形で、ジャカが潰された後のラカゼットが奪い返してマルティネッリのゴール。

2点目もリーズのカウンターからのパスミスから、ジャカのスルーパスに反応したマルティネッリがGKとの1対1を決めたゴール。

4点目はスミスロウの高い位置でのインターセプトからウーデゴールの浮かせたスルーパスに反応したスミスロウのボレーシュートで決めたゴール。

この試合のアーセナルは特にネガティブトランジション(攻→守)とポジティブトランジション(守→攻)の切り替えの速さが際立っており、リーズの得意の分野で試合を決定づけることに成功した。

3点目のサカのゴールは安定したボール保持からウーデゴールのスルーパスに反応したサカが抜け出したところからのチャンスでしたが、一度こぼれかけたボールをラカゼットのサポートで握り直し、生まれたゴールでした。

この試合、トランジションで2点に関与したラカゼットの存在が際立っていた。

おわりに

後半のペースダウン自体はそもそも前半で試合をおおよそ決定づけていたことを考えるとそれほど悪いものでもなかったと考えられる。

ですが、冨安負傷により右SBがセドリックに交代し、サイドの攻防で後手に回った所からのPK献上で流れがリーズに行くかと思われた中で踏みとどまり4点目に繋げられたというのは評価できる。

アウェイで、特にサポーターが熱狂的なエランドロード(リーズのホームスタジアム)でこのゲーム運びをできたことは大きな成長と言える。

リーズが負傷者続出で悲惨だっただろという声もあるが、そもそも相手に関係なく自滅した試合を見てきたので、そこは相手がどうこう抜きに評価できるポイントだ。

年末年始の過密日程(そもそも行えるのか不透明、リーグ戦中断にかなり傾いてる)に向けて弾みがついたと言えよう。

また、冨安も軽症とのことで少し安心した。

スパスィーバ

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