【マッチレビュー】アーセナル対トッテナム「ようやくたどり着いた最適解」

開幕3連勝で首位に立ったスパーズ、かたや開幕3連敗で最下位に沈んでいたアーセナル

しかし、そこから2連勝を飾ったアーセナルロンドンダービーを0-3で2連敗を喫したスパーズ

順位表の先頭と最後方だったのが気が付けば射程圏内に捉えています。

意地とプライドのノースロンドンダービー、アルテタにとって監督として初の観客のいる前でのノースロンドンダービー、絶対に負けられない戦いとなっています。

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アーセナル3-1トッテナム

試合のハイライト

両チームのスタメン

両チームのスタメン+交代選手

アーセナル
バーンリー戦からのスタメン変更
ペペ→ジャカ

アーセナルは辛勝のバーンリー戦から1人スタメン変更してきました。

ジャカが3試合の出場停止からようやく帰ってきました。

そして、2列目は左からスミス=ロウ、ウーデゴール、サカという昨シーズン最も調子のよかった時の並びがついに実現しています。

トッテナム
チェルシー戦からのスタメン変更
エメルソン、ロメロ、ロチェルソ

タンガンガ、サンチェス、L.モウラ

スパーズは0-3で敗れたチェルシー戦から3人のスタメン変更

エメルソン、ロメロの新戦力はノースロンドンダービーではベンチスタートでタンガンガ、サンチェスがスタメンに名を連ねています。

また、L.モウラも復帰しています。

4-3-3守備の攻略

スパーズの守備の狙い

スパーズは開幕から一貫して4-3-3の守備を行っています。

3トップが中央を封鎖し、サイドに追いこんで奪うのが狙いでしょう。

アーセナルの2点目の直前、26分のシーンはスパーズの守備の狙いが分かりやすかったですね。

トーマス、ジャカへのコースを封鎖し、ガブリエウからティアニーにパスを出したタイミングでデレ・アリがプレッシャーをかけ、バックパスでガブリエウに戻させ、さらに前からプレスをはめに行こうとした形でした。

ただ、このシーンはラムズデールのパスが狙われ、ホイビュアがジャカにプレッシャーをかけ奪いにかかりますが、ジャカがここで入れ替わり一気に前進し、2点目につなげることができました。

2点目のシーン

2点目のシーンはオーバメヤンのフリック、スミスロウの3人目の動き出しも見事でしたが、やはりジャカのところです。

あそこで奪われて逆にゴールを決められていたら試合の結果はどうなっていたかわかりません。

アーセナルのビルドアップ【中央からの前進】

また、3トップの中央封鎖を打開するために重要なのはボランチの動きでした。

トーマスとジャカが3トップの背後でパスコースを作るために何度も動き直すことで、封鎖されたはずのCBからボランチのパスが通り、ボランチからサイドへ展開したりライン間のウーデゴールやスミスロウまで届けて攻撃のスイッチを入れることができます。

5分40秒からのシーン

5分40秒からのビルドアップで1つずつプレスをはがしていく攻撃は見事でした。

また、ボランチへのパスコースを警戒して中央に寄った3トップの脇を3バックの左右のガブリエウと冨安が運び、FWのプレスのラインを超えるという選択肢もありました。

特に、ガブリエウは運んでからのティアニーへのパスや裏を狙ったオーバメヤンへのパスは見事でした。

アーセナルのビルドアップ【サイドからの前進】

スパーズは中盤も3枚のため、CBから直接ライン間に届けるのは難易度が高いです。

そこで、ウーデゴールが右ではサイドの開いた位置に降りて、ホワイトからの斜めのパスを受け取るシーンがありました。

この時、サイドに流れるウーデゴールと入れ替わるようにサカが中に入って行ったことも良かったですね。

左ではティアニーに展開し、スミスロウニアゾーンランでティアニーからのパスを引き出そうとするシーンもいくつかありました。

機能した前からの守備

アーセナルの守備の狙い

スパーズのビルドアップは2CBとその手前のホイビュアがCBからパスを受けての前進を狙うが、アーセナルは守備時4-4-2オーバメヤンとウーデゴールCBからアンカーへのコースを抑えながらCBにプレッシャーをかけに行っていき、前からプレッシャーをかけてアバウトに蹴らせて後ろで回収する仕組みが整っていました。

さらに、この試合では今季トップクラスの気迫を見せ高い位置で奪うこともできていました。

GKを含めたビルドアップに対してはCBに寄せた選手がそのままGKにプレッシャーをかけ、丁寧なビルドアップを刺せないことに成功。

スキップ投入に対する守備の修正

スキップ投入後の両チームの変化

HT明けにスパーズはデレ・アリとタンガンガを下げてスキップとエメルソンを投入しました。

これによりスパーズは4-2-3-1気味になり、ビルドアップ時はCBの前にスキップとホイビュアが動きながらパスを引き取って展開する形になり、ソンがより中央には入れる仕組みになりました。

これに対するアーセナルはHT明けのメンバー交代は無しですが、守備のやり方を少し変更。

GKまで戻したときなど、行ける時はボランチへのコースを抑え、GKやCBまで全部捕まえに行くこともありましたが、前半と比較して、ミドルサードまで侵入を許したときに前プレスを自重するようになりました。

ウーデゴールが少し下がり、スキップからライン間へのパスを警戒する立ち位置で4-1-4-1の守備に変更し、より確実に守る策に舵を切りました。

これにより、後半は高い位置でのボール奪取の頻度が下がりましたが、勝ち点3のためには賢明な判断だったと言えるでしょう。

終わりに

North London is RED!

エミレーツのサポータの前で大きな諸王利を飾ることに成功したアーセナルは順位表でもスパーズとの立ち位置が逆転しました。

この試合の良かった点

普段は勝ってもあれこれと課題を指摘しますが、この試合については、一切言いません。

とにかく勝たなければならないダービーに勝ったということもそうですが、采配においてやってほしいことすべて実行してくれたため、文句なしです。

開幕3連敗こそ喫しましたが、そこから主力が復帰して3連勝を飾り、今日の試合内容から言って、ベストメンバーを揃えればまだまだCLを狙える立ち位置にいると言えるでしょう。

次節以降への期待で胸が膨らみますね。

スパスィーバ

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