【選手名鑑】22/23シーズンアーセナルスカッド紹介

2022年9月19日

本当は開幕前に書こうかとも思ったが、まだ選手の入れ替わりもあるだろうと見越して選手名鑑は移籍市場が閉幕するまで待ってから書くことにした。

監督

ミケル・アルテタ

Embed from Getty Images

途中就任のシーズンを含めて4シーズン目に突入したアルテタ政権、3シーズン目でベースの形を確立し、ベストメンバーで挑んだ試合ではプレミアリーグのトップオブトップ、シティ相手に互角の戦いを演じるチームを作り上げて見せた。

その一方で選手層の薄さに泣かされた昨シーズンから今夏の移籍市場で選手層に厚みを持たせてラストピースのCFも獲得、そこそこ順調の立ち回りを見せている。

また、今シーズンは昨シーズンまでと違い試合中の修正が上手く行かなかった時それに対する修正もできるようになっておりアルテタ自身も監督として成長を続けている。

GK

アーロン・ラムズデール【背番号1】

Embed from Getty Images

今季から背番号1を背負う正守護神

安定したセービングとビルドアップ能力を兼ね備えた現代型GKだ。

ショートパスのつなぎやグラウンダーのミドルパスと飛距離のある鋭いロングキックに加えて今季は相手FWの頭の上を通過してSBに直接つなげるロブパスも見せており、ビルドアップ時のさらなる貢献が期待される。

そして、ゴール裏のアウェイサポーターからの煽りに対して煽り返せるメンタリティも見逃せない。

マット・ターナー【背番号30】

Embed from Getty Images

昨冬に合意し、今夏にアメリカから正式加入した2nd GKのターナーは学生時代からのグーナーで、プロになってからもバーでアーセナルの試合を見ていたそうだ。

昔からグーナーで英語圏の選手ということで20/21シーズンの後半にブライトンからレンタルで加入したマシュー・ライアン(現FCコペンハーゲン)を思い出した人もいただろう。

また、28歳という年齢はアーセナルのスカッドとしては年長者に当たるがGKというポジションで考えるとまだまだ若いのでどんどん成長して欲しい所だ。

カール・ハイン【背番号31】

Embed from Getty Images

アカデミー育ちのGKで昨冬から半年の間チャンピオンシップのレディングにレンタルで加入し、出番を得るも不運にも2月の後半にけがで離脱、そのままシーズン終了となってしまった。

しかし、オフシーズンのネーションズリーグではエストニア代表として2試合に出場している。

今季からトップチームに正式に昇格し、ローンで武者修行に出たオコンクォに代わり第3GKを務めている。

DF

キーラン・ティアニー【背番号3】

Embed from Getty Images

昨シーズンも怪我に泣かされ、アーセナルもティアニー不在で成績が落ち込んだように、チームに欠かせない選手だ。

縦突破の精度も高く、WBとしてもプレー可能だが、アーセナルでは19/20シーズン終盤、代表では今でも3バックの左も務める安定感もある。

対人守備、特にドリブラーへの対応に長けており、前を向いている相手への対応力なら冨安以上だろう。

そして、攻撃的なSB、3バックの左、偽SBと様々な役割を任されても安定したプレーを披露できるサッカーIQも兼ね備えている。

個人的に注目なのは今季のELグループAで同居するノルウェーのFKボデ/グリムトのホームは北極圏にホームスタジアムがあるが果たしてティアニーは出場するとしたらユニフォームは半袖なのかというところだ。

ベン・ホワイト【背番号4】

Embed from Getty Images

昨シーズンは右CBの主力としてフル稼働、リーグ戦32試合に出場した。

今季は右CBのサリバがマルセイユから帰還し、冨安がケガで出遅れたこともあり開幕からリーグ戦右SBとして全試合スタメン出場を継続中だ。

器用さとサッカーIQの高さを存分に披露し、ビルドアップ時右インサイドバック(3バックの右)の位置まで下りてそこからのキャリーと1列上がって偽SBの位置からの展開をうまく使い分け、守備時も前に出て突きに行く守備で昨シーズンの冨安同様に前プレスの終着点としての仕事をしっかり果たしている。

ちなみに、今年の5月29日に彼女へのプロポーズを成功させた。

ガブリエウ・マガリャンイス【背番号6】

Embed from Getty Images

一昨シーズンに加入して即レギュラーとなり昨シーズンはオフに膝を怪我し、オリンピックも棒に振って開幕も出遅れてしまったが復帰後は安定したパフォーマンスを披露し、今季はプレシーズンから帯同し、開幕から安定したパフォーマンスを続けるアーセナル不動の左利き左CBだ。

守備では前に潰しに行く守備もスペースを守る守備もこなせるオーラウンダーなCBでボール保持では積極的なキャリーでチームを押し上げ、鋭い縦パスを刺せるのが魅力だ。

特に、今季はジェズスが加入したことでガブリエル→ガブリエルラインが開通、プレシーズンマッチでもこのラインを起点にしたゴールも決まっている。

「ガブリエウは若いが頭は老けて見える、しかし彼はまだ若く、いい男だ。」(byサリバ)

ホールディングの生え際も解決ビフォーアフター並みの復活を遂げたのだからきっとガブリエウの生え際もいつか復活する…はずだ。

ウィリアム・サリバ【背番号12】

Embed from Getty Images

彼が2700万ポンドで加入したのがはるか昔に感じる

いや、実際はるか昔で当時2700万ポンドというと日本円では約36億円だったのだが、今では約45億円にもなってしまう。

加入して1シーズンは当初の予定通りサンテティエンヌに残留し、その後復帰という段取りだったのだが、コロナ禍の影響もありいろいろあって120/21シーズンは半年出番なしの後、冬から半年間ニースにローン加入しベストイレブン級の活躍を披露するも、翌21/22シーズンはマルセイユにドライローン、ここでも大活躍で満を持して22/23シーズンはアーセナルに復帰し開幕からレギュラーをつかむと想像以上のパフォーマンスを披露している。

首を振って周りを見ることに長けており、周りの状況把握からくる先読みを活かして相手より先回りしてスペースを守る守備がかなり上手い。

その一方で必要に応じて前に潰しに行く守備もできている。

そして、周りを見ることはビルドアップ面でも生かされており、運ぶ判断と縦パス通すかショートパスか、少し運んで相手を引き付けてから逆サイドに振り直すかの判断が的確で今のパフォーマンスならフランス代表のW杯でレギュラー右CBになることも現実的なプレーをしている。

課題はクロス対応でボールウォッチャー気味になる時があることだ。

ロブ・ホールディング【背番号16】

Embed from Getty Images

レギュラーではないものの昨シーズンは試合終盤の守備固めで重宝されつつ、右CBの控えとしてホワイトが負傷した際には代役も務めた。

ハイラインでの守備は得意ではないが、低いライン設定で構えて守る際には安定したクロス対応と高さと強さを生かした守備の壁となる。

また、右CBだとビルドアップ時運べる場面で速くパスを出してしまうこともあるが、左CBでは積極的に運んで縦パスも出せる選手に一変する。

試合終盤守備固めのホールディングは伝統芸能だ。

セドリック・ソアレス【背番号17】

Embed from Getty Images

今季はホワイトが右SBに回っていることで実質的には右SBの2番手から3番手に序列を下げてしまった選手で、評価も人によってかなり分かれると思うが、個人的には好きな選手の1人だ。

フィジカル的に秀でている選手では無く守備も上手い訳ではないため、対面に強力なドリブラーがいると後手に回ってしまうが、それ以外ではビルドアップ時の低い位置でのポジショニングや前のWGが仕掛ける時のタイミングのいいオーバーラップでWGをサポートする動きは上手い

TAAみたいなファーへのアーリークロスを狙って手前でひっかけてカウンターを食らったり、謎に直接FKを狙ったり変な欲を出すところが玉に瑕だが、それらの弱点を除けば守備も苦手なりに体を張ってくれるしビルドアップはちゃんと回るのでいい選手だと思う。

冨安健洋【背番号18】

Embed from Getty Images

昨シーズン移籍市場最終日に加入が発表されて4節ノリッジ戦でデビューすると確固たるポジションを掴みアーセナルにとって欠かせない戦力となった。

しかし、シーズン後半はほとんどを怪我に泣かされてしまい、そのままプレシーズンも怪我で棒に振ったまま今シーズンの開幕を迎えた。

今シーズン、リーグ戦はスタメン出場こそないものの守備固めの後半途中出場で安定したプレーを披露しELグループステージ第1節チューリッヒ戦では今季初スタメンを飾り、ここでも昨シーズン同様攻守に安定したプレーを見せた。

守備時は前を向かせない守備で前プレスの終着点としてボールを奪いきる役割を、攻撃時は低い位置では偽SBとしてビルドアップに参加し押し込んだ際にはWGをサポートするオーバーラップやWGからの戻しのパスを受けられる位置に待機してフィルター役をしつつ、戻しのパスを受けて両足でのファーへのアーリークロスを入れる役割を担っている。

後、今シーズンは昨シーズンに比べてなんか瘦せた気がする。

オレクサンドル・ジンチェンコ【背番号35】

Embed from Getty Images

今夏の移籍市場で3000万ポンドの移籍金でマン・シティから加入した左SBだ。

正式発表の前からチームに帯同しているところをカメラが捉えており、発表後のプレシーズンマッチで早速アーセナルデビューを飾り、開幕戦からスタメン出場をした。

シティでは左SBを務めているが、ウクライナ代表では今も左IHでプレーしている。

シティのアシスタントコーチ時代のアルテタはジンチェンコと共闘しておりその時以来の再会となる。

守備強度や軽率に前に出て背後を取られやすいという弱点はあるが、ボールの扱いの基礎技術の高さやペップ仕込みの偽SBとしてのプレーが武器で、攻撃にさらなるアイディアをもたらす存在としてのプレーが期待される。

MF

トーマス・パーティ【背番号5】

Embed from Getty Images

アーセナルの心臓で今や世界最高のアンカーの1人だ。

アンカーとしては世界でもトップの5本指には入るであろうクオリティだ。

守備ではデュエルの強さ、広いエリアをカバーする守備範囲、ボール奪取能力の高さが際立ち、攻撃ではロングパスの展開力とショートパスの安定感や自分で運ぶ技術の高さも当然だが、世界最高のアンカーに挙げる所以はオフザボールの質の高さだ。

CBがボールを持った際に相手FWの斜め後ろか横に立ち相手FWを引き付けるポジショニングもだが、そこから相手の動きやボールの動きに合わせてパスコースを作り直す動きを機敏に行い、それを試合を通して続けることができるため、トーマスがいる時といない時でビルドアップの質が大きく変わってくる。

そんなトーマスには残念なことが2つある。

1つはミドルシュート、最近は振り抜かないミドルシュートで惜しいシュートもあったが全力で振り抜くと大抵ゴールの枠を捉えられない。

2つは怪我の多さ、とにかく怪我が多い。

アトレティコ時代はほとんど負傷離脱が無かったようだが、アーセナルに来てからは過去2シーズンで30試合を負傷により欠場し、今季も既に4節からの3試合をハムストリングのけがで欠場している。

どうやら、このハムストリングの負傷が癖になってしまっているらしいのが非常に厄介ではある。

しかし、出た時のクオリティは正真正銘ワールドクラスなので稼働率を意図的に抑えつつ大事な試合にはしっかりいてもらう形で何とかしてうまく怪我と付き合っていかなければならないところだ。

ブカヨ・サカ【背番号7】

Embed from Getty Images

ヘイルエンド育ちのアーセナルのエース

昨シーズン11ゴール7アシストを記録してチーム内得点王とチーム内アシスト王に輝いたイングランド代表右ウィンガ―だ。

右WGの他、左WGやIH、SBやWBまでこなせる器用さを兼ね備えているが最も輝けるのは右WGで昨シーズンは対面した多くの左SBを質で圧倒してきた。

幅を取った所からのドリブルのクオリティの高さ、味方との瞬間的な連携のための共有力を兼ね備え、守備もさぼらずに自分のタスクをこなせる選手だ。

今シーズンは開幕からプレーのクオリティは高居がゴールだけが遠いという状況がずっと続いていたが6節のマン・ユナイテッド戦でようやく今シーズン初ゴールが生まれた。

昨シーズン終盤は細かい負傷で途中交代しても次節にはスタメン出場している頑丈さも目立ったが、長いキャリアのためにもサカが必要以上に無理をしなくてもいいスカッドが欲しい。

マルティン・ウーデゴール【背番号8】

Embed from Getty Images

アーセナルの若き新キャプテン

一昨シーズンの冬に半年のレンタルでマドリーから加入するとチームに即フィットし昨シーズンは完全移籍でアーセナルの選手に、レンタル時代は背番号11を背負い、昨シーズンからは背番号8を背負っていた。

その頃からピッチ上の指揮官のように振舞い、自分が先頭に立って前からの守備の旗頭になり攻撃でも右IHのような立ち位置からラストパスを供給しつつ、自分もゴール前に飛び出す頻度がだんだんと増えていった。

そして今季はついにキャプテンに就任している。

シュートを打ってほしい場面でもラストパスを選択することが玉に瑕だが、それ以外では体の向きで相手をだませるパスや、俯瞰視点で見ているかのようなラストパスの選択狭いエリアでのサカとの連携と文句なしだ。

そして、ウーデゴールのダブルタッチからの流れるようなパスやシュートは芸術品の域に達している。

それと、ウーデゴールが強引にシュートを選択した時はディフレクションもあったりでゴールになりやすいのでもっと積極的に打って欲しい

エミール・スミス=ロウ【背番号10】

Embed from Getty Images

ヘイルエンド育ちのガラスのエース

昨シーズンは後半戦こそ慢性的な負傷とコンディションの低下、マルティネッリの台頭により出番を減らしたが、それでもキャリアハイの10ゴールを記録した。

とにかく、こぼれ球に反応して後ろから詰めてダイレクトでのシュートがとにかく上手い。

今シーズンも途中出場のユナイテッド戦ではこぼれ球に詰めてはなったダイレクトのミドルシュートで惜しいシュートが1本あった。

また、ドリブルも派手なフェイントはあまり使わないが、常に相手と正対して相手の逆を突くことでするすると相手をかわすことに長けている。

そして、スミスロウの1番の武器はオフザボールの質の高さと連続性だ。

ライン間でパスを引き出すための動きや動き直し、必要に応じて裏へのランニングも精度が高く、スミスロウがいるかどうかはチームの流動性に直結していた。

守備もさぼらずやってくれるので頼もしい。

課題は幅を取ってほしい場面でも少し動きすぎる時があることととにかく怪我が多いことだ。

ファビオ・ビエイラ【背番号21】

Embed from Getty Images

今夏の移籍市場の補強第1号で、グーナーがジェズスをまだ窯高止まっているタイミングで突如として移籍のうわさが浮上してあっという間に加入まで決まった。

移籍金は4000万ポンドだ。

昨シーズンはポルトで27試合出場だがスタメンは15試合と確固たる主力ではなかったもののリーグ2位の14アシストを記録した逸材だ。

プレミア挑戦1年目で線の細い印象はあるが、その中でも懸命に体を張る姿勢は評価できる。

そしてなにより、エジルを思い出させるような並の選手の先のパスコースが見えているようなパスが好感が持てる。

サンビ・ロコンガ【背番号23】

Embed from Getty Images

プレシーズンマッチでは左IHで起用されることが多く、そこでは前を向いてボールを受けやすかったことでキャリーによる前進や前を向いたところからのパスの精度を活かせていたが、前プレスの連動でワンテンポ遅れてしまうところが課題だった。

シーズン開幕からはトーマス、エルネニーと相次ぐ負傷離脱で4節からはアンカーで継続してスタメン出場している。

ボール保持時の動き直しの質や低い位置でのマークの受け渡し、や前プレスの連動の遅さと課題はまだまだ山積みだが、個人的にうれしかった成長ユナイテッド戦で見せたネガトラの際に相手に前を向かせない守備だ。

以前はああいう場面で寄せるのが遅かったり、寄せてても相手に前を向けるスペースを残したままのところで止まってしまうことで寄せてる意味が半減するようなシーンが多かったが、ユナイテッド戦では前を向かせないために体をぶつけていたのでこのシーンは素直に評価したい。

モハメド・エルネニー【背番号25】

Embed from Getty Images

昨シーズンはベンチを温める機会が続いたが、スタメンに抜擢されたチェルシー戦でいきなり高パフォーマンスを披露すると、シーズン終了までアンカーとしてスタメン出場を続け、オフには契約延長まで勝ち取った。

派手さはないものの守備のタスクは絶対サボらないし、試合終盤の守備固めの起用に留まったり、ベンチが続いても不貞腐れないプロフェッショナルだ。

ボール保持時のポジショニングで至らないところはあるため、スタメンで起用するには少し課題もあるが、勝っている時の途中出場ではとても頼もしい選手である。

グラニト・ジャカ【背番号34】

Embed from Getty Images

加入から7シーズン目に突入しているチーム最古参の1人だ。

かつては左足のキック精度はピカイチだが退場癖があったのと純粋にプレーが不器用な選手だったが、今ではプレーの引き出しが増えて周りをサポートできる側の選手へと成長を遂げた。

アルテタ就任後のジャカの成長は留まるところを知らない

まず、低い位置でのビルドアップ能力やプレス耐性が向上し、守備ではアルテタの元整備されたプレスにおいて高い強度を維持することができるようになった。

そして、低い位置でのレジスタ的な役割に収まることなく昨シーズンからはよりIH的なタスクでファイナルサードでのプレーの比重が増えていき、最初はボールの受け方でぎこちない面があったり、ライン間に留まりすぎることもあったが、幅を取った選手に合わせてニアゾーンランをしたり、積極的にエリア内に飛び込んだり、逆にビルドアップが上手く行かない時はサポートのために低い位置に顔を出してボールをさばくこともできるようになり、チームとして欠かせない選手になっている。

特に今シーズンは開幕からエリア内でのボールタッチが増えて得点に絡む機会も増えている。

FW

ガブリエル・ジェズス【背番号9】

Embed from Getty Images

今夏にシティから4500万ポンドの移籍金で加入したアーセナルの新エースストライカー

アルテタとはジンチェンコ同様に再会するという形だ。

シティ時代はコンスタントに出場機会こそ得ていたもののペップは満足しておらずWGやIHの選手を偽9番で起用したりジェズスを右WGで起用したりもしていたが、アルテタはストライカーとしてのジェズスに信頼を寄せストライカーとしてCFで起用していく方針だ。

ペップのサッカーに適応できるだけのサッカーIQを兼ね備え、縦パスを引き出すタイミングに長けておりレイオフでも落とせるが自分で反転して一気に前進することもできる選手だ。

また、特別身体が大きい訳ではないが競り合いの際に先に体をぶつけてからボールを収めることで体格で上回るCBを相手にすることも全く苦にしない。

そして、両サイドに流れて仕掛け役に萎えることに加えてサイドに流れた後フィニッシュの局面ではしっかりとエリア内に顔を出せることでアーセナルに昨シーズン見られたエリア内に人がいない現象の解消にも貢献してくれそうだ。

プレシーズンから大暴れで開幕からも6試合ですでに3ゴールを記録する上々の滑り出しを見せている。

そして、シティ時代から続くジェズスがプレミアリーグでゴールを決めた試合は負け無しという不敗神話は継続中だ。

ガブリエル・マルティネッリ【背番号11】

Embed from Getty Images

今季からは背番号11を背負うことになったガブリエル3連星の最古参

昨シーズン右WGで途中出場した試合で1ゴールを決めるとそこから左WGのレギュラーに定着、幅を取った所からの仕掛けと貪欲な裏への抜け出しが武器だ。

ドリブル突破の精度や細かいポジショニングではサカに劣るかもしれないが、来るかどうかは分からないが来たら決定打になるエリアへの愚直なランニングを繰り返せるところはサカには無いマルティネッリの武器だ。

そして、守備も誰よりも頑張ってくれて、低い位置までしっかり戻ってくれる。

ドリブルは細かいタッチボディフェイントは上手くて、右利き左WGだがタッチライン際までえぐる突破が武器だが仕掛ける時に目線を下に落とすため、突破してもクロスの出し先が無かったり駛馬にパスしていれば決定機になっていたシーンがたまにあるのは今後に向けての課題だ。

そして、CFでもプレー可能でどちらのポジションでもとにかくゴールに対して貪欲チームが苦しい状況にあっても1人でも気を吐くプレーを見せるメンタリティも評価できる。

エドワード・エンケティア【背番号14】

Embed from Getty Images

エディの愛称で親しまれるアーセナルの新たな背番号14

昨シーズンのプレシーズンマッチでは左WGで起用され好プレーを披露するも負傷により出遅れ、前半戦はベンチで過ごすことも多かった。

後半戦も途中出場でピッチに立っても精度を欠いたプレーを繰り返し、夏に契約満了で退団だろうと思われていたが、シーズン終盤にスタメンでの出番を掴むと一変した。

特に、スタメンを掴んで2試合目のチェルシー戦では圧巻の2ゴールを決めてそこから7試合で5ゴールの固め打ちを披露、オフには契約延長にもサインした。

持ち前のチェイシングから相手のミスを誘発するゴールの他にもポストプレーの質が圧倒的に向上したことでアーセナルのCFとして要求されるプレーをこなせるようになり、昨シーズン終盤に見事に信頼を勝ち取った。

今シーズンは開幕からジェズスの控えに甘んじているが、途中出場ではターンの巧さとそこから強引に1人で押し上げるプレーを披露して「エディが持てば何か起きるんじゃないか」という期待感を常に感じさせてくれる選手になった。

スミスロウがケガしている今、マルティネッリを休ませたい時にはエンケティアを左WGで起用したいくらいにはとにかくピッチに置いておきたい選手だ。

リース・ネルソン【背番号24】

Embed from Getty Images

昨シーズンフェイエノールトにローン移籍で加入しUECL(ヨーロッパカンファレンスリーグ)の決勝進出にも貢献した。

実はプレミアリーグデビューは今トップチームに残っているアカデミー育ちの選手の中で最も早く、17/18シーズン24節のクリスタル・パレス戦の途中出場がプレミアリーグデビューだった(エンケティアは17/18シーズン29節ブライトン戦途中出場、サカは18/19シーズン21節フラム戦途中出場、スミスロウは19/20シーズン17節シティ戦途中出場)。また、ヴェンゲルのオールド・トラッフォードでのラストゲームではスタメン出場を果たしている。

ネルソンは右利き右WGという今のアーセナルでは唯一の立場で、左WGでもプレー可能な選手だ。

武器は細かいタッチのドリブルで派手なフェイントはあまり用いないため、ドリブルを活かせる場面が多いのが強みだ。

フェイエノールトへローンされる前は数字に直結するプレーが物足りなかったがフェイエノールトでは短い出場時間でもしっかりと数字を残していた。

9月11日現在は負傷離脱中だが、復帰が待たれるばかりだ。

マルキーニョス【背番号27】

Embed from Getty Images

今夏ブラジル1部サンパウロから300万ポンドの移籍金で加入した右WGの選手だ。

マルティネッリ同様にブラジルから将来性への投資として獲得したらなんかすぐ活躍してくれた枠の選手だ。

前からの守備にちゃんと連動できるしプレスバックも怠らない、攻撃ではドリブルの際に相手と正対できて縦突破もカットインもできるボールの持ち方から精度の高い左足のクロスを上げられる。

また、オフザボールの質も高く、サイドからの裏抜けの際に単に裏に走るのではなく一瞬降りていく素振りを見せてマークしていたSBが食いついたタイミングで裏に走るという工夫ができる選手だということが何より評価したい。

また、左サイドからのクロスに飛び込める選手でELチューリッヒ戦でのデビュー弾もクロスに合わせたゴールとなっている。

この調子でサカの控え枠で夏に選手を別で取らなくてもマルキーニョスでよかったと言えるような選手になってほしいし、なってくれそうだ。

スカッド

基本スカッド

右CBはサリバが欠場する際にはホワイトがCBに回り冨安が右SBに、左CBはガブリエウが欠場の際はサリバと冨安どちらかが左CBに回る形が想定されるため、ホールディングとセドリックはそれぞれ右CBと右SBの2.5番目という序列で考えていいだろう。

そのほかはこの図の通りの序列と考えて問題ないと思う。

エルネニーの離脱が長引きそうなこともありアンカーのところが不安だが、昨シーズンの主力が離脱したらやばいポジションが大半だった時を考えれば大分層も厚くなった方だろう。

今シーズンは再びELを戦うことに加えて前例のないシーズン中にW杯を行うというシーズンになるため選手のやりくりで苦労するかもしれないがうまく回しつつ今シーズンこそTop4フィニッシュを決めて欲しいし、できるだけのチームとしての実力はあると考えている。

おもしろかったらこちらクリックお願いします。
にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 サッカーブログ アーセナルへ
にほんブログ村
にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村

↓こちらから読者登録していただければ新着記事を見逃さずに読めるので是非!
soccer-coffee20001113のブログ - にほんブログ村
IMG_8090