19/20シーズンvsアーセナルベストイレブン
みなさんおはこんばんおはこんばん。無事にFA杯優勝でシーズンに幕を閉じることのできたアーセナル。ですが、そんな19/20シーズンは山あり谷ありなシーズンでした。そんなシーズンにアーセナルに立ちはだかった選手も多くいました。そんな選手のベストイレブンを組んでみよう!という企画です。
概要はこんな感じとなっております。果たして、見事予想的中できた人はいるのでしょうか?ちなみに、某青いチームや某水色のチームから2人3人選出されて不公平になるので1チーム1人にさせていただきました。
※今回のデータは全てSofascoreさんからの引用となっております。
・本編
というわけでこんな感じになりました。選出するのめっちゃ疲れました(笑)
特に、左WGとCF、両IHは選びたい選手多すぎてめっちゃ悩みましたし、シティとレスターの選手は1人に絞るのが大変でしたね~
ここからは選出理由と惜しくも船外になった選手の紹介です。
【GK】
ニック・ポープ(バーンリー所属)
まずはGKから!選ばれたのはバーンリー所属のニック・ポープです。ポープはシーズン通じても試合ごとのセーブ数3.2本でプレミア7位の数字を記録した選手(いなレノは3.8本で2位)です。そんなポープはアーセナル戦は2試合ともフル出場を果たしました。2節ではアーセナルが勝利しましたが、セーブ数7を記録、特に、エリア内からのシュートストップ(Saves from inside box)が5回、エリア外への飛び出し2回で2回成功とどちらも素晴らしい数字でした。
今シーズン2回目の対戦となった25節でもルイス、ジャカのロングフィードに反応し裏へ抜け出したオーバメヤンとの1対1も2度とも制しクリーンシート達成に大きく貢献しました。ジャカのパスにオーバメヤンが抜け出して最後浮かせたのに対して前に1歩踏み出して止めたセーブは見てて変な声出そうになりました(笑)
・惜しくも選外となった選手
・カスパー・シュマイケル(レスター所属)
レスターのシュマイケルも選びたかったですね。特に34節のパフォーマンスは圧巻でした。降り注ぐシュートの数々をスーパーセーブの連発で防ぎ、1失点に抑え、アーセナルのCL出場権への最後の望みを絶つ活躍ぶりでした。レスターからはヴァーディを選出したので選外にせざるを得なかったというメタ的な理由とあとはセーブ数の差でポープを今回は選ばせてもらいました。
【DF】
・ジョニー(ウルヴァーハンプトン所属)
ウルブズでは3-4-3の左WBを務めるジョニーですが今回は左SBに入れさせてもらいました。11節ではドリブル6回成功4回添いう数値を記録、これはこの試合のジョッタ、トラオレをも上回る数字で、さらにキーパス4本も記録。守備面ではインターセプト2回、タックル5回するなど、堅実な活躍を披露、トラオレとか程の派手さはありませんが、この活躍は外せないでしょう。
・ルイス・ダンク(ブライトン所属)
お次はCBです。今シーズンぐーなーのヘイトを最も集めた1人と言っても過言ではないモペイ… ではなく、その同僚のCBでブライトンのキャプテンも務めるルイス・ダンクをチョイスしました。攻守ともに2試合ともスタッツも優秀でしたが、何よりもやはり30節ではCKから190の長身を生かして同点ゴールをたたき出し、アーセナルはそこから立て直せずに最終的に逆転負けを喫してしまいました。
・バシャム(シェフィールド・ユナイテッド所属)
CB2人目はブレイズ(シェフィールド・Uの愛称)の躍進を最終ラインから支え、ワイルダー監督の戦術となる攻撃的な3バックの一角を務めたバシャムです。アーセナル戦はリーグ戦2試合とFA杯1試合に出場しました。最初に観たときはこんなにCBが高い位置を取るのかと驚きました。
攻撃時には果敢にオーバーラップを仕掛けて時にはアタッキングサードへの侵入も厭わないほどの積極性ですが、かと言って攻撃全振りではなく、守備時は右ストッパーとして仕事を果たしていました。
スタッツに目を向けると9節ではインターセプト3回(チームトップタイ)、タックル数4回(同2位)、デュエル(空中戦)勝利4回(同2位)を記録し、23節でもインターセプト4回(同1位)を記録しました。
試合を見ていたときの印象では、高い位置での連携のクオリティやポジショニングは本当にCB?って思うレベルの高クオリティなものでした。
・トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール所属)
右SBはプレミアチャンピオンのリヴァプールからアーノルドをチョイス(まぁ、FA杯覇者の我々アーセナルがイングランド王者なんですが(笑))しました。
3節では先制点をCKからアシスト、2点目となるPKもアーノルドのパスをワンタッチでフィルミーノがサラーに通して、そこでルイスが引っ張ったものでした。36節でもサラーへの折り返しやマネへのパスでのチャンスメイクは数あるシュートシーンの中でも特に危険なもので、その場面を提供したのはアーノルドのパスでした。データ上でもキーパス3本、クロス13本(成功3本)、ロングパス14本(成功10本)を記録するなど存在感を発揮していました。
【MF】
・ジョルジーニョ(チェルシー所属)
MF1人目はアンカー行ってみましょう。ジョルジーニョです。アーセナル戦はリーグ戦2試合とFA杯1試合に出場しました。本来退場になったはずの20節に決勝ゴールを決めたことを抜きにしても20節ではジョルジーニョ投入から流れが変わりました。し、FA杯決勝でも先制点の起点になったパスをはじめ、長短のパスを駆使してチェルシーの攻撃を組み立ての根幹を担い、3試合とも高いパス成功率を記録、Sofascoreの採点も3試合とも高評価、試合を見ていても3試合とも厄介な存在だな~と感じていました。それから、昨季のサッリチェルシーの4-3-3のアンカーで中央からあまり動く印象がなかったのですが、今季は真ん中でのプレーに加えてダブルボランチの一角でもアンカーでのプレーでもサイドに流れたりしてボールを引き出す動きを増やして、ただパスが上手い選手から一段階成長したような印象も受けました。
・鎌田大地(フランクフルト所属)
続いてIHを見ていきましょう。はい、アーセナルのレジェンド、アーセナルをエメリから解放した男、アーセナルのMVPこと日本代表鎌田大地です!
エメリ解任の決め手になったELグループステージ5節での2ゴールの活躍に隠れがちですが、アーセナルが3-0で勝利したELグループステージ1節でもキーパス4本を記録するなど存在感を発揮していました。
マイナスの折り返しを受けて反転してからのシュートを決めた1点目とCKのこぼれ球を拾いグラウンダーに打ち抜いた2ゴールともスーパーなゴールでこれだけでも選出理由には十分ですが、この試合では守備での奔走ぶりや、中盤で受けて1枚2枚はがして攻撃を加速させたり、逆にワンタッチで落として落ち着かせたり、この日は鎌田の日と言っても過言ではない活躍ぶりでした。
・ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ所属)
MF最後の1人はデブライネです。リーグ戦2試合FA杯1試合出場で3試合3ゴールと圧巻の活躍に加えて、実質1アシストでした。さらには、レノの指先ではじくスーパーセーブに阻まれましたがあわやスーパーミドルなシュートも打っていました。
Sofascoreの採点も17節では9.3、28節では9.0、FA杯準決勝では8.7と3試合とも驚異的な数字を叩き出していました。特にリーグ戦2試合は採点と同様に驚異的なパフォーマンスでした。リーグ戦は2試合でキーパス4本(2本2本)で、こちらもいい数字なんですが、FA杯準決勝ではキーパス9本…9本?次元が2つくらい違う数値を叩き出していました。ちなみにクロス15本、ロングパス7本を記録、アタッキングサードで絶大の存在感を誇っていました。
・惜しくも選外となった選手
ダヴィド・シルバ(マンチェスター・シティ所属)
惜しくも選ばれなかった選手はダヴィド・シルバです。正直、デブライネに負けず劣らずな活躍を見せていました。特に数字に残りにくいいぶし銀な活躍が目立ちました。再開初戦のリーグ戦やFA杯準決勝ではプレスは目られ気味だったところをシルバの気の利いたボールの引き出し方からの展開でチャンスを作り、プレスを無力化し、リーグ戦ではそこからシティの攻勢が始まったと個人的には言えるので選びたかったのですが、まぁ、デブライネの活躍は次元が違うレベルでしたのでこういう結果になりました。
【FW】
・ソンフンミン(トッテナム所属)
最後にFWを見ていきましょう。
まずはソンフンミン。リーグ戦2試合出場で1G1Aの成績です。3節では先制点の起点になるスルーパスを出し2点目のPK獲得もソンフンミンで35節でもアーセナルが先制した直後コラシナツのパスミスを掻っ攫ってそのまま同点にし、アーセナルに行きかけた流れを渡さず、後半にはCKでアルデルヴァイレルトのゴールをアシストしており、今季のアーセナルの試合の全得点に絡んだといっても過言ではありません。それに加えていくつもの惜しいシュートも放っており、今回の最激戦区の左WGの中でも堂々の選出でした。
・トレゼゲ(アストン・ヴィラ所属)
本当なら左から順に行くのでCFの番ですが、オオトリは”彼”に任せるので先に右WGからいきましょう。トレゼゲことマフード・イブラヒム・ハッサンです。実はトレゼゲって本名じゃないらしいです(笑)どうやら顔が元フランス代表のダヴィド・トレゼゲ(元ユヴェントス他)に似ているかららしいです。
アーセナル戦はリーグ戦2試合に出場したトレゼゲは1ゴールを記録しております。37節のスーパーボレーこれに尽きます。もちろん、グリーリッシュのクロスに頭で合わせたシーンだったり、試合通じてもよかったですが、あのボレーはもう説明不要でしょう。そおして、あのゴールで得た勝ち点3はアストン・ヴィラにとっても残留を手繰り寄せるための貴重なゴールでした。そのあたりの付加価値も考えて選出しました。
・ジェイミー・バーディ(レスター所属)
最後はこの人、ヴァーディです。アーセナル戦はリーグ戦2試合に出場し2G1A(12節1G1A、34節1G)でこちらもソンフンミン同様アーセナル戦のチームの全得点に絡んでいます。
12節の1ゴール目は外からパスが来る前に上手くDF人の背後に流れてフリーに近い状態でのシュート、2点目も似たような位置で受けて自分で打つと見せかけてのマイナスへのパスでこれをマディソンが決めてレスターはこの試合2‐0の完勝。この試合明らかにレスターの方が素晴らしいサッカーをしていました。
34節でもDFの背後から抜け出しての同点ゴールの他にもイヘアナチョへのふわりと浮かせたクロスもマルティネスの好セーブがなければ決まっていた惜しいシーンでした。このように2試合ともスピードだけでなく、円熟味あるプレーでパスの出し手としても受け手としても素晴らしいプレーぶりを見せビッグ6キラーの名に恥じない活躍ぶりを見せました。
・惜しくも選外となった選手
・グリーリッシュ(アストン・ヴィラ所属)
グリーリッシュも2試合とも違いを生み出し、1アシストも記録しましたが、ソンフンミンに代わり選ばれるためには数字もインパクトも足りなかったかなと。
・ニール・モペイ(ブライトン所属)
レノを負傷させて全グーナーのヘイトを集め、今シーズングーナーから最も嫌われた選手と言っても過言ではないですし、ダーティなイメージが先行しがちですが、結果は出していました。アーセナル戦2試合で2ゴールを決めており、しかもどちらも同点の試合終盤の劇的逆転ゴールというおまけ付きな様子…選ばれなかったのは競争相手が悪かったということくらいですかね…
・答え合わせ
さて、今回この記事を書くにあたって上記の募集をかけてみました。今回答えてくれた方々ありがとうございました!
aki(@07_LittleMozart )さん、デブライネとジョルジーニョ グナ・太郎(@gooner_taro )、デブライネ
Deha(@FCDeha )さん、ジョルジーニョ
汐音(@400shionn )さん _______7_____7 (@ _____7____7 )さん、ヴァーディ
雌と雄汁8@OZIL_coyg_ )さん グナ鳥(@gooner1031 )さん、鎌田大地
こちらが正解者になります。デブライネ、ジョルジーニョ、鎌田大地あたりはやっぱり名前上がっていましたね。
ちなみに単独トップとなったのは4票でモペイでした(笑)
コラシナツとかルイスも失点の関与の仕方とか回数的には入れたくなりましたがさすがにやめときました(笑)
・あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございました。こういうまとめ記事って難しいですね~特に反省点としてはDFライン中心にデータ寄りになってしまったのと、各チーム1人縛りだとポジションごとの村が出てきてしまうことですね。だからこそ、ポジションごとでこの活躍でも選ばれない選手もいればこれで選ばれるんだって選手が出てきてしまいました。来季はもっと相手チームにも目を向けてみたいと思います。
スパスィーバ
エジルに見惚れてグーナーになった人。18/19シーズンから戦術ブログを開設してリーグ戦全試合のマッチレビューを投稿している戦術系グーナーです。
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