ウイイレアプリでも戦術による勝利を!Part1

 みなさんこんにちわ。試合がなくて当サイトのメインコンテンツたるマッチレビューができないせいでアクセス数が全然増えない今日この頃皆さんいかがお過ごしでしょうか(マッチレビューどんなのやってたか知りたい人は固定ページからはてなブログ時代の記事に飛んで見てください)。

 突然ですが、アプリ版ウイイレをやっているサッカーファンはそこそこの数いると思います。そして、こんな経験をした方もいるんではないでしょうか?「FPムバッペとかアイコニックの能力値でねじ伏せられた…」、「メッシとかロナウジーニョとかぐりーず満をインサイドハーフにおいてるような奴に負けた…」とか「3-4-2-1のWBにWG置くような奴に負けた…」などなど理不尽だったり不合理な経験をした方もいるでしょう。そんな人たちに送る、ウイイレアプリだけど戦術的な戦い方!

・本編

・はじめに

 守備と攻撃に分けて語りますが、その前に一つ。おすすめのフォーメーションをいくつか書きます。この後の解説はそれらをメインにやっていきます。

・おすすめその1 4-1-4-1

 最終ラインは4バックで中盤は左右サイドハーフと中盤逆三角形でインサイドハーフ2枚とアンカーを置く形

4-1-4-1

 ・おすすめその2 4-2-3-1

中盤の攻勢が三角形になりトップ下とダブルボランチを置く形でそれ以外は4-1-4-1と同じ。

4-2-3-1

おすすめその3 4-2-2-2(4-4-2)

 中盤4枚が横並びでその前に2トップが横関係のシンプルな形。シメオネアトレティコの代名詞ともいえる布陣です。ウイイレではサイドハーフとボランチの位置関係上4-2-2-2の表記ですが便宜上4-4-2とします。

4-4-2

 あんまりこのプレースタイルは意識しない筆者ですが、SBだけは絶対気にします。必ず片方は守備的サイドバックもう片方は攻撃的サイドバックを配置するようにしているからです。なぜ両方攻撃的サイドバックにしないのかと言いますと、そうすると両SBが高い位置を取りポゼッションで押し込んでるときは良いですが、ひとたびボールロストをするとそこからの対処が困難だからです。端的に換言すればカウンターへのリスク管理ができないからです。また、左右で攻撃的SBと守備的SBを配すると左肩上がり(または右肩上がり)の配置になり、攻撃の引き出しと、中盤の選手の列移動も合わせてビルドアップの引き出しも増えるからです。

プレースタイル

 オンラインで試合しているとよく4-1-2-3や4-3-3などの3トップのフォーメーションをよく見かけます。ですが、個人的には3トップのフォーメーションはおすすめしません。その理由はこの次の守備編で解説します。

・守備編

・守備時4-4-2の原則

 先ほど3トップのフォーメーションはおすすめしないと言いましたがここでその理由にも触れていきます。このゲームのシステム上4-3-3のフォーメーションだとWGが毎回サイドのアップダウンをしてくれるわけではないので後方では4-3のブロックで守ることを強いられます。そうなると、サイドtoサイドのスライドに追いつけずがら空きのサイドまでボールを運ばれてそこから崩されたり、中盤の3枚の隙間に楔のパスを通されたりしてそこから一気にピンチになります。

 リアルだとプレミアリーグのリヴァプールは4-3-3の布陣で堅守を誇っていますが、あれはクロップ仕込みのゲーゲンプレス、WGの外からのコースを限定するプレスと中盤3枚の驚異的な運動量があってはじめて実現できます。それに、必要ならば守備時4-4-2に可変することもあります。ですが、ウイイレではそんな可変システムはありませんし(PS4とかのFIFAなら頑張ればいけるかも?)、3トップの守備貢献と中盤のスライドを同時にはできません。

 実際アーセナルは19/20シーズン第3節リヴァプール戦でアーセナルは4-3-1-2の布陣で挑み、は後方で4-3のブロックを形成してリヴァプールの攻撃を凌ごうとしていましたが、かなり押し込まれたところから前半終了間際にCKから先制点を許したのを皮切りに結果1-3の完敗でした。アトレティコはCLラウンド16で4-4-2のブロックで守り切ったことから4-3のブロックには限界があるように思います。

 というわけで守備時4-4-2のやり方の説明をしていきます。

4-1-4-1の場合

4-1-4-1における守備時4-4-2

 ウイイレではプレスとプレス指示で同時に2人までは動かせるので、それを活かしてCBがボールを持っていて中央に向いている際はCFがボールホルダーにプレスをかけてプレス指示でインサイドハーフ(IH)(OMF)をもう片方のCBへプレスをかけさせます。そしてパスを出したらCFはそのまま弧を描くようにボールを追います。意識としてはボールを奪うというより中央のパスコースは何としても遮断するという意識でプレスをかけるといいです。この時中盤ではアンカーがスライドしもう1人のIHが下りてダブルボランチのような形になり、4-4-2の完成です。

4-1-4-1での同サイド圧縮

 そして図のようにCFのプレスからサイドに追いやり、サイドハーフのプレスで奪うか奪えなくても最終ラインで回すだけならその前の図に戻りまたプレスをかけます。ロングボールを放り込んできた際には最終ラインはマンマーク+守備のフリーマンのような形で競り合ってこぼれ球を回収したり、CFの裏抜けに対してはCBで挟み込むようにし、WGへのボールはSBが中へのコースを切るようにプレスをかけます。

 また、無理になかをショートパスでこじ開けようとした場合、相手のIHへのパスコースはこちらの4-4のブロックが遮断していますし、相手のアンカーにボールが入った場合は中盤3枚の誰かが後ろ向きで受けるアンカーに強く当たり残り2人がカバーする形になります。

4-2-3-1の場合

4-2-3-1における守備時4-4-2

 4-2-3-1の場合もCFがボールホルダーにプレスをかけ、そこからCB間のコースを切り、トップ下はアンカーへのコースを遮るように心掛けながらパスの受け手にプレスをかけて中央のパスコースを封鎖します。後方は4-1-4-1の時より単純にそのまま4-4のブロックを形成できます。

4-2-3-1での同サイド圧縮

 そして、サイドに追い詰めたらCFが中からそのままプレスをかけていき、プレス指示でサイドハーフがSBにプレスをかけていく形です。相手の中盤に対しては配置的にこちらの中盤がマンマーク気味になることが可能です。最終ラインへのロングボールへの対応や最終ラインで回してる際の対応は4-1-4-1と同様です。

4-4-2の場合

 4-4-2の際はさらにシンプルで4-4-2の形のまま4-2-3-1の時と同じようなプレスのかけ方をすれば大丈夫です。

 端的に換言すると、

中央へのパスコースの遮断を念頭に置く

ボールホルダーにはプレスで動かす選手、パスの受け手にはプレス指示で動かす選手をぶつける

・数的有利のブロック守備での封殺

 ここまでは相手のビルドアップへの対応を書いてきましたが、どんな策を講じても100%シャットアウトするのは不可能ですので、ここからは侵入を許した後の対応を解説していきます。

 ちなみに、4-2-3-1と4-4-2は後方の守り方は同じなのでここでは4-2-3-1を例に説明します。

4-2-3-1の押し込まれた際の守備

 4-4のブロックへの侵入を許したらブロック内は2対1での守備を徹底、ブロックの外では1対1で奪いきれなくてもカットインやタッチライン際からゴールライン際と中央への侵入を防ぐことを優先して対応するようにするといいです。

 端的に換言すると、

2対1以上を常に意識しよう

Part1まとめ

 というわけで、今回はここまで。いかがでしたか?皆さんのウイイレプレイの助けになれば幸いです。参考になったらSNSで拡散してくれたりサイドバーからTwitterのアカウントフォローしてくれたり感想とか言ってくれるとうれしいです!次回は今週末くらいにアップする予定です。それでは次回また会いましょう。

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