【マッチレビュー】マンチェスター・シティ対アーセナル「頑張るだけじゃどうにもならないこともある」

2023年4月28日

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マンチェスター・シティ4-1アーセナル

両チームのスタメン

両チームのスタメン+控え選手

ホームのシティは先週はFA杯準決勝シェフィールド・ユナイテッド戦3-0の快勝でそこからスタメン4人を入れ替えている。

リーグ戦前節レスター戦3-1と快勝したところからはスタメン2人を入れ替えてきた。

アケの負傷の穴をこれまではラポルトで埋めてきたが、サカとのマッチアップになるということで今節はアカンジに変更している。

アウェイのアーセナル前節セインツと3-3と劇的な引き分けを演じたところからスタメン1人を入れ替えてきた。

前節病欠となったジャカがスタメン復帰を果たしている。

偽CBを採用しなかった理由

シティのビルドアップ

シティ3月に入ってからほとんどの試合で4バックにCBを4人起用し、多くの試合でストーンズがSBかCBでスタートして1列上がり3-2-5ビルドアップの形を採用、ビルドアップと守備両面の安定を確保していた。

この試合でも同様の可変が予想されていたが、蓋を開けるとシティは可変無しの4バック+Wボランチの4-2でビルドアップを行ってきた。

アーセナルはいつも通り4-1-2-3の前プレスで前から捕まえに行くスタイルでシティのビルドアップを脅かそうと試みる。

シティのビルドアップ隊とアーセナルの前プレス隊はシティが数的優位を確保しているが、アーセナルはジェズスの同サイド圧縮をトリガーにサイドに追い詰めていくことで数的不利を感じさせない狙いがある。

シティの2CBに対してはジェズス1人、シティがさらに自陣に引き込みエデルソンを交えた3人でビルドアップをする際にはアーセナルはウーデゴールが1列前にスライドして戻しのコースを抑えながらサイドに追い詰める算段だ。

実際にアーセナルはシティのバックラインにプレスをかけてアバウトに蹴らせるところまでは成功していた。

問題なのはアバウトに蹴るところまでおそらくシティは織り込み済みでそれを前提としてゲームプランを練っていたように感じるということだ。

シティの先制ゴール

シティの先制ゴールは後ろからのビルドアップにアーセナルが前からのプレスをハメていきサイドに追い詰めてストーンズに前に蹴らせることに成功したがそのロングボールをハーランドが納めて落としてデブライネが運びフィニッシュまで持って行き決めたゴールだ。

アーセナルとしては前線で直接奪えたらベスト、そうでなくとも蹴らせて回収して自分たちのボール保持に繋げるための前からのプレスだったが、それを見事にひっくり返された形だ。

シティが狙ったポイント

トップレベルの試合になればなるほどホールディングの弱点が晒されることになる。

この試合も退場することになった昨シーズン終盤のノースロンドン・ダービー同様にホールディングの縦のスライドが遅れたところを起点にされていた

特に、デブライネに楔のパスが入る時にはスライドが遅れた上に前を向かれて残ったホワイトとガブリエウがカバーに追われていた印象だ。

シティはアーセナルを保持で押し込むプランを選択することもできたはずだが、そうしなかったのは完全に撤退されてから崩すより前に誘い出してスライドの遅れるエリアを起点に崩す方が容易だと考えてあえてアーセナルが前からのプレスに行きやすい配置にしたのだろう

アーセナルの前からのプレスを回避し、なおかつ引き込むために後ろを少し重めにしながら前線はハーランドとデブライネで人数が少なくても起点になりフィニッシュまで持ち込める布陣でアーセナルを蹴散らしたペップのゲームプランの勝利だろう。

仮にサリバがいたら、ハーランドを抑え込めていたとは言わないが少なくとも縦のスライドで遅れることは無く、ハーランドともある程度は渡り合えていただろうし、そもそもペップが違うゲームプランを選んでいたと思う。

おわりに

ホールディングはホールディングにできる100%のパフォーマンスをこの試合も、これまでの試合も披露してくれている。

ただ、ホールディングの能力の限界や適性のズレによって相手の狙いどころにされたりビルドアップがチーム全体で後ろ重心になり上手く行かなくなってしまっている。

やはり優勝を本気で狙うならサリバの控えにチームのクオリティを落とさないCBを置いて、ホールディングは右CBの3番手兼試合終盤の弾き返し要員にできる層の厚さが必要だろう。

冨安が離脱していなければと言わればそれまでの話になるが、今シーズンは冨安が最終ライン全ポジションの2番手のような立ち位置になっていた以上どこかで無理は来ていたはずなのでやはり今夏最終ラインの補強は必須だと思う。

話を今シーズンに戻すとアーセナルは今シーズン残り5試合全勝したら勝ち点90の大台に乗るわけだが、それでもシティが残り7試合を全勝した場合には勝ち点94を積み上げてアーセナルは逆転を許すことになる。

アーセナルが優勝するためにはアーセナルが全勝でシティが勝ち点5以上を落とすことを期待しなければならない(勝ち点4落とした場合勝ち点で並ぶが得失点差で実質逆転不能)。

アーセナルの全勝はマストとしてシティが落とすとしたらCL準決勝マドリー戦に挟まれたグディソン・パークのエヴァートン戦とシティに11月に勝利を挙げているブレントフォードとの最終節の2試合だと考えている。

残留のために死に物狂いになるグディソン・パークのエヴァートンと5-3-2の撤退守備とロングカウンターのブレントフォードが残りのシティの対戦相手で最も可能性が高いだろう。

今のチェルシーに期待するのは酷だし、ブライトンはアーセナルと同様に同系統のチーム相手にめっぽう強いシティと組み合うのは分が悪いと思う。

それもこれもアーセナルが全勝しない限り絵空事に終わってしまう。

この敗戦を糧に再び残りの試合で連勝街道を築いて欲しい。

それではまた次回

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