【考察】アーセナル×トロサール「100点満点のプランB」

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ムドリクをチェルシーに強奪されたアーセナルはWGの補強のプランBとして夏に獲得を試みて失敗したラフィーニャなど複数の選手の名前がメディアを賑わせたが、その中でデゼルビとの衝突により不遇の時を過ごすトロサールに狙いを定めた。

そして、交渉スタートの報道から1日足らずでブライトンとも合意に達し、移籍金2100万ポンドに500万ポンドのアドオンで決着しすでにメディカルや契約も済ませてトロサールはユナイテッド戦のベンチ入りに間に合うことになった。

https://twitter.com/FabrizioRomano/status/1616459293762412546?s=20&t=nJbTkG2Xwc_38DVjS6zxqnjCKotf9cve7cbbVfkmnEc

そこでトロサールがどんな選手か、そしてアーセナルでの起用法も考察していく。

プレースタイル

トロサールはポッター政権では左WBで攻撃時はWG、守備時は前プレスにも加わりつつ守備時はWBとしてのタスクも任されるポジションで、デゼルビ政権では最初は左のシャドーだったが4バックに移行したことや三笘の台頭もあり、トロサールがCFで偽9番的なタスクで左WGの三笘と共存していた。

22/23 LM/LWBプレースタイル

LM/LWBで起用された時は攻撃数値が高く、守備は量は平均程度あり、質はリーグでもかなり高いレベルにある。

プレースタイルはショートパスの意識が平均程度に高くロングパスとドリブルの意識は平均以上でエリア内への侵入意欲とシュート意識も極めて高い

デュエルは保持時の地上デュエルが平均以上に強いが、空中戦と非保持時の地上デュエルは強くない。

WG(WB)の時は左サイドの幅を取った所からの仕掛けと、右サイドからのクロスに対してマイナスのスペースに走り込んで合わせるプレーを得意とし、守備時は前からのプレスの時はコースの切り方が上手く、撤退守備時はWBとしての守備もこなしていた。

22/23 CF/STプレースタイル

CF/ST起用時は攻撃数値は平均程度で守備の傾向はWBの時と似ているが、プレー精度はWB時よりも高くなる。

プレースタイルは守備はインターセプト型ビルドアップはショートパス、ロングフィード共にリーグ屈指の数値ドリブル、エリア内への侵入意欲も高く、ボール保持時のデュエルもきわめて強い

CFの時は左ハーフレーンに流れて起点になり、前を向いて仕掛けるプレーや、周りとの連携による崩しを得意としている。

起用法考察

左WG

左WG起用時

1番ベースになるのは左WGでの起用だろう。

最初はマルティネッリが序列の1番手、トロサールが2番手だが、フィットしたらコンディションのいい方が使われるようなレギュラー争いをする関係になると考えられる。

マルティネッリ同様に左の大外での突破による質的優位を求められるが、マルティネッリと違いCBからのパスコースが通りSBから離れた位置でパスを引き出す上手さがトロサールにはある。

また、右サイドからのクロスに対して飛び込む役割も求められるが、左から斜めに走り込んで相手のラインを押し下げたりアーリークロスに合わせやすいマルティネッリに対してトロサールはエンケティアが囮になる動きで最終ラインを押し下げて生まれるマイナスのスペースに遅れて走り込んで合わせるパターンが期待できる。

守備はブライトンでの前プレスのクオリティとWBとしての守備を見る限りマルティネッリと同じタスクを任せても問題ないだろう。

CF起用時

ジェズスの離脱が当初の予定より長引くといった見方がされており、そうなるとエンケティア1人でCFをずっと任されるとなるとエンケティアの疲労によるコンディションの低下や怪我のリスクもある。

そこで、トロサールのCF起用でマルティネッリとの共存を目指す形も想定されるだろう。

ブライトン時代と同様に左ハーフレーンに流れて起点になり自分で仕掛けるかマルティネッリとの連携が狙える。

両サイドに頻繁に流れて仕掛けに関わるジェズスからハーフレーンで起点になる動きはするが、自分がフィニッシュに顔を出せる動き直しを好むエンケティアになったことでマルティネッリが単独で仕掛ける機会が増加していたが、トロサール起用時はマルティネッリがジェズスとみせたようなワンツーなどの連携も期待できる。

ブライトンでは三笘とプレーエリアが被るトロサールよりファーガソンがCF起用時の方が三笘、エストゥピニャンとのプレーエリアの住み分けができて上手く行っていたが、ブライトンの場合エストゥピニャンが高い位置に上がってくることで渋滞する傾向にあったため、状況に応じて高い位置に上がるか低い位置で出し手になるかを判断できるジンチェンコとジャカのいるアーセナルの左サイドならばマルティネッリとのシナジーを見れるだろう。

おわりに

早速練習参加もしているトロサールのユナイテッド戦でのベンチ入りや、途中出場でのアーセナルデビューは十分に期待できる。

さらに、スペツィアから左利きCBのキヴィオルを獲得し、バジャドリーの右SBのフレスネダの獲得交渉も進めているアーセナルは昨シーズンの失敗を活かし冬の移籍市場で層の厚さの充実にも取り組んでいる。

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