【マッチレビュー】フランクフルト対ボルシア・メンヒェングラートバッハ〈CBの異なるタスク〉
みなさんこんにちは!ついにサッカーが帰ってきましたね。レヴィアダービーを見る前にスマホから大画面繋ごうとしたらできなかったりその後PS4が一旦起動しなくなったりのてんやわんやの大騒ぎを1人で展開した末に普通にノーパソで見てた話は置いといて、レヴィアダービーとその後のグラートバッハ対フランクフルト戦を見ました!やっぱりリアルタイムの試合は良いですね~
という事で、フランクフルト対グラートバッハやっていきましょう!あと、今回はWhoscoredさんの画像を使ってみました。この方が交代選手とかゴールとか見やすいと思うので。
・本編
・CBのタスクの違い
グラートバッハの2CBはそれぞれビルドアップ時に違うタスクをになっています。
ビルドアップ時Ginterは持ち上がったところから楔のパスを入れる頻度が高く、攻撃のスイッチ役を担っていました。
また、グラートバッハの2点目の起点もGinterからBensebainiへの長いサイドチェンジでした。
このシーンはThuramの動きも良く、Toureをピン止めすることで外のBensebainiがフリーでパスを受けられ、Thuramはそこから中に入ってエリア内に侵入してゴールを決めています。この関係性、察した人もいると思います。
そう、アーセナルでのオーバメヤンとサカの関係性に近い形でした。
Ginterとは打って変わって左CBのElvediはショートパスでのビルドアップをメインに担い、左SBやボランチのStroblとショートパスで前進していき、ボランチのStroblが長いパスでのサイドチェンジを担当していました。その辺りはデータからも読み取れます。
Elvediはロングパス3本成功1本でパス成功率90.5%に対して、Ginterはロングパス6本成功4本、パス成功率88.4%。パス成功率はどちらも高く、誤差程度ですがロングパスの本数から役割の違いは見て取れます。
ちなみにElvediとのショートパスの連携から長いパスを担当していたStroblはロングパス6本成功5本でパス成功率91.5%と高い数値を記録していました。
・グラートバッハの守備
フランクフルトは2CB間にアンカーが下りてくるアンカー落ちの形をビルドアップ時に多用しており、シンプルな守備時4-4-2の2枚の前プレスではフランクフルトに数的優位を確保された中でのビルドアップをされてしまいます。そこで、2トップでサイドに追い詰め、それに連動してボールサイドのサイドハーフが前に出ていき、数的同数でのプレスをかけてプレッシャーをかけていきました。
・両チームに共通のビルドアップ
両チームともにCBがワイドに開いてGKを交えたビルドアップを用いていました。ですが、少しの違いとしてはフランクフルトの方がCBが高い位置に残っており、グラートバッハはよりワイドに開いてGKと横並びになり、パスを受け、そこから持ち上がったり下りてきたStroblも加わって前進させてきました。
両チームともにGKを交えたビルドアップを多用したのはコンディションが上がりきらない状況でプレスをかけにくくなると見越しての事と推測しました。
・あとがき
今回は久しぶりのマッチレビューでしたがいかがだったでしょうか?レヴィアダービーもこの試合もやはりコンディションが整いきってないからかパスがずれるシーンも多く、インテンシティも高くはありませんでした。ですが、久しぶりのリアルタイムでの試合はやはり見ていて楽しかったです。それでもやはり久しぶりだからか記事を書くのには結構苦戦しましたね(笑)
今回のマッチレビューいかがだったでしょうか、初めてブンデスを扱いましたので普段からブンデスを追っている人たちと比べたら至らない点も多かったと思いますが、良かったと思っていただけたら拡散してくれるとうれしいですし、感想や批評は大歓迎ですのでどしどしください!では次回!
今回メンヒェングラートバッハを見る上で参考にした記事です。
エジルに見惚れてグーナーになった人。18/19シーズンから戦術ブログを開設してリーグ戦全試合のマッチレビューを投稿している戦術系グーナーです。
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