【マッチレビュー】アーセナル対エヴァートン 暫定監督たちのラストマッチ
レオザフットボールライブPart2行きたいなと思ってけどバイトのシフト入ってたから断念した珈琲G党でーす。
さて、今節はアーセナルはアルテタ、エヴァートンはアンチェロッティの就任が決まり両者スタンドから見守る中暫定監督たちのラストマッチどんな試合になるのか・・・
・試合概要
・得点
・途中交代
66分ウィロックinスミスロウout 78分ラカゼットinオーバメヤンout
11分トスンinイウォビout 72分マイケルキーンinデルフout 80分モイゼケーンinトスンout
・崩せないブロックと解決策
エヴァートンは守備時4-4-2のブロックを築き対するアーセナルは最終ラインからなかなかボールを前に運べません。この時アーセナルのビルドアップの問題点は2つ。
・一つ飛ばしのパスが出せない
こちらは文字通り、最終ラインが各駅停車のパスばかりで逆サイドまで来てもスライドが追い付いてしまうためボールが前に進みません。結果最終ラインではボールを持てても効果的な攻めが展開できずポゼッションだけが高まっていきました。
・配置の優位を作り出せない
4-4-2の形のままなため相手の4-4-2がどう守ればいいかが明確になっていました。
この試合のビルドアップスタートで効果的だったのがダビドルイスのドリブルでした。ダビドルイスが高い位置まで行くことで4-4-2のブロックにずれが生じ攻撃の起点になれました。
また、ジャカの前を向いた時のロングレンジのパスが今日は冴えていました。ですがジャカはプレス耐性が高い方ではありませんのでジャカがプレスを受けにくい形を作る必要があります。この時効果的なのはダウンスリーでしょう。今も偶発的なダウンスリーから前に運ぶことができていたこともあるのでこれを体系化できればエジルに頼らなくてもビルドアップができるでしょう。
・サカの左SB
ティアニー、コラシナツ両名の負傷離脱により前節の途中出場に続き左SBでの出場となったサカ。ですが今節のサカは期待感あるパフォーマンスでした。特に目を見張るのはこの二点。サカからマルティネッリへのスルーパスは良いものでしたし、さすがはサイドアタッカーと言える仕掛けは魅力です。守備面でもディーニュと並び両チームトップタイの3回のタックル成功数を記録しています(あわやイエロー3枚で退場になるところでしたが)。ただ、後ろのスペースのカバーなど足りない部分も多いので不安は残りますが3バックのWBや攻撃のオプションには面白いと思います。
・輝く両翼
マルティネッリは今節も守備の切り替えと強度はチーム随一でしたし、前述のサカのスルーパスへの抜け出しなど動き出しの面でもよかったですし、後述のネルソン同様ドリブル突破もありました。
ネルソンは両チームトップの5回のドリブル成功と6本のクロス数を記録し、脅威になりましたし、パスは来ませんでしたが良いオフザボールの動きもありました。
・アルテタの喝
https://twitter.com/ZRAFC/status/1208298154531139586?s=20
試合前にこれ見たので今節はネガトラとか頑張ってる理由も明白でした。(笑)
たしかにロスト直後のプレスバックはよかったのですがそこで奪えずに低い位置でブロックを築いた時にはブロックを作る位置が低すぎる印象でした。そして、この試合でアルテタにアピールできた若手は
・マルティネッリ
鬼のようなプレスバックと落ちない運動量そして攻撃時のクオリティ
・ジャカ
ボール奪取9回はチームトップ、ロングパスも今日は冴えてた
・ネルソン
積極的なドリブル突破とクロス
あたりでしょうか。スミスロウは悪くはなかったのですが、アタッキングサードでもう少しリスクを負ったパスを出してもいいのではと感じたのと、相手が引いた際にブロックの内側で受ける意識が欲しいです。あと、受け所は良いのにとらっぷがみだれるシーンもありましたしそこですね。
・総括
身も蓋もなく言うとあれですが塩試合でした。ですが、久しぶりの無失点と被シュート数一桁はポジティブです(エヴァートンにも問題山積みn…)ですが、ヤンガナはよく戦ったと思いますし、形さえ整えれば活きる選手も多いと思うのでペップの下で学んだアルテタの手腕に期待です。
エジルに見惚れてグーナーになった人。18/19シーズンから戦術ブログを開設してリーグ戦全試合のマッチレビューを投稿している戦術系グーナーです。
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