【考察】アーセナル×冨安健洋~起用法徹底考察~

https://twitter.com/Arsenal/status/1432823640593248257?s=20

デッドラインデーに突如として流れた冨安のアーセナル行きの報。

ボーナス込みの2300万ユーロの移籍金で、瞬く間にメディカルチェックからの正式発表まで漕ぎつけました。

昨年のトーマスもですが、決める時は迅速に決めてくれますよね、うちのフロントは(ビスマも取れやとか言わない)。

本記事の内容・冨安の右SB、CBそれぞれでのプレースタイルの解説
・アーセナルで冨安に期待される役割とアーセナルの戦術の解説

ポジションとプレースタイル

昨シーズンの冨安は左CBと右SBとしてそれぞれ1000分以上プレーしています。

加入1年目となった19/20シーズンはほとんどの時間右SBとしてプレーしていたところから、CBとしてのプレータイムを伸ばしています。

プレータイムはかなり長く、チームの主力であったこともわかります。

右SB

20/21シーズン 冨安健洋 右SB 引用元:Smarterscout

攻撃数値は平均程度な一方、守備の量は少・質ともに平均以下でプレー精度も平均以下で、攻撃数値以外は19/20シーズンからは低下しています。

プレースタイルでは空中戦の意欲が極めて高く、シュート意識とリンクアップとドリブルで運ぶ意欲は平均程度、クロスやロングパスとエリア内への侵入は平均よりも少なめです。

また、タックルとインターセプトなどの守備の数値も平均以下と平均程度で平均程度と平均以上の数字を記録した19/20シーズンからは数値を下げています。

また、デュエルの強さが際立っています。

SBとしては空中戦数値は平均より低いですが、対人戦においてはかなりの強さを発揮します。

実際のプレーを見ていても対人戦の強さは際立っています。

CB

20/21シーズン 冨安健洋 左CB 引用元:Smarterscout

昨シーズンからは左CBとしてもプレー、右利きですが、左足でも右足と全くそん色ないクオリティのパスを展開していました。

攻撃数値、守備の量・質、プレー精度は右SBの時と同じような数値になっていましたが、CBの時は守備の量は増しています。

プレースタイルとしては、空中戦の意欲は相変わらずかなり高いことに加えて、ドリブルで運ぶ意識とロングパスの意識がかなり高いです。

また、守備ではインターセプトの意欲は平均より高くなっています。

デュエルについてですが、空中戦が弱い一方で守備の対人戦では強いという、今夏加入したホワイトと似ている部分があります。

ホワイトと違う点は、ホワイトは好んで空中戦を行わない一方で冨安はかなり空中戦の意欲が高いです。

現地での評価やセリエAを普段から見ている評価だと、右SBとしては良いけど、CBとしてはフィジカル的に物足りなかったりまだまだという評価のようです。

Smarterscoutの数値にも出ていますが、空中戦はSBとしては良いがCBだと物足りないってところでしょうか。

起用法考察

ホワイト右CBで冨安右SBか、冨安右CBでホワイトSBか、ここでかなり割れている印象です。

個人的には、空中戦の弱さや守備のスタイルを考えると、冨安右CBでホワイトが右SBの方が良いように思います。

左肩上がりの3-2-5可変【攻撃時】

攻撃時は4バックから左のティアニーが大外高い位置を取る一方、右のホワイトは高い位置を取らず、3バックを構成する形になります。

この配置のメリットは3バックの左右に配置されるガブリエウとホワイトはそれぞれ、FWのプレスの脇を持ちあがって、対角線のパスや縦パスを狙う得意な場面を増やしやすくなる点です。

冨安は右利きですが、左足でもかなり高いクオリティでパスを出せるため、3バックの真ん中から左右に展開したり、裏を狙ったパスを出す19/20シーズン後半のダビドルイスのような役割が期待されるでしょう。

また、ジャカが左に降りるパターンでは偽SBの役割でホワイトトーマスの横でビルドアップに加わり3-2-5を構成するパターンを試合中に併用することも可能でしょう。

2つの型を使い分ければ、相手の前プレスの目線をずらすことも可能になり、ビルドアップで詰まることも減るのではないかと考えられます。

左肩上がりの3-2-5【ネガトラ時】

ネガトラの瞬間はスピードと対人の強さを兼ね備えたガブリエウとホワイトがサイドの広いスペースをカバートーマスとジャカの2ボランチがネガトラ時のフィルターになれるため、被カウンター時のリスクも抑えられます。

普通の守備の場面でも、CBとして、前からのプレスの際はハイラインの守備で回収役、ブロックを組む時は対人の強さと空中戦をもとめられることになるでしょう。

特に、空中戦に関しては、ホワイトがCBだとクロスに対してどうしても慎重で不利が出てしまうため、冨安の方が合っているのではないかと思います。

まとめ

ホワイトと冨安の役割は、そっくり入れ替えても機能すると思いますし、3-2-5から相手を押し込んだ時、大外から仕掛けるペペの外をオーバーラップして援護するような、よりSB的な役割はホワイトよりも冨安が務めた方がフィットするでしょう。

なので、ここは空中戦の不安が無い相手ならばホワイトがCBでそうじゃない相手には冨安がCBというような分業体制を敷くのがベストだと言えます。

なにはともあれ、初めて純粋に即戦力としてアーセナルの男子チームに加入した選手ですので、これからのアーセナルを引っ張ってくれる選手になってほしいものです。

スパスィーバ

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