【マッチレビュー】アーセナル対ポーツマス~EL敗戦からの立ち直りを目指すガナーズ~
おはこんばんにちわ、旅行から帰ってきてマッチレビューを書いてる今日この頃。リヴァプールの無敗が途切れましたし、そっちのマッチレビューにしようかとも思いましたが、やはり、このブログの趣旨としてもアーセナルの試合を扱うべきかとも思いましたのでこちらのマッチレビューにします。
・試合概要
・得点
45+4分ソクラティス1-0
51分エンケティア2-0
・途中交代
16分セバージョスinトレイラout
87分ジャカinウィロックout
90+1分ナイルズinネルソンout
67分マルキスinハリソンout
カーティスinハーネスout
74分キャノンinエヴァンスout
・ポーツマスの守り方
今日は普段とは違いダビドルイスが右CBに入り、パブロマリが左CBに入りデビューを飾りました。ビルドアップ時は右SBのソクラティスが中に絞り偽SBの役割をこなしていました。
ポーツマスはダビドルイスにボールが入った際にはパブロマリ、ゲンドゥージにはマンマークがつき、その後ろ中盤4枚が前線に蓋をし、露骨にソクラティスへのパスコースを残し他のコースを遮断する守り方をしていました。ダビドルイスも序盤は慣れない右CBだったからか前線へのフィードがずれる場面もありましたが、時間とともに改善していましたし、なによりソクラティスも依然と比べボールを持つことに対する怖さがなくなったような印象です。
・ネルソンの躍動
CKのクリアボールをセバージョスが回収し、ネルソンがクロスを放り込みソクラティスが見事なボレーで先制。マルティネッリらがラインを押し下げて、その後方から走りこんでボレーで沈め先制しました。前に取り消されたゴール含め、ソクラティスはボレー上手いのでは説浮上中です(笑)
後半開始直後、ネルソンのドリブル突破からのクロスにエンケティアが2人の間から抜け出してワントラップ挟んでの見事なゴール。エヴァートン戦に続きマークをかいくぐっての抜け出し方とクロスへの合わせ方は一級品でラカゼットにも勝ると言えるでしょう。対して、ボールの収め方と難しい体勢でのシュート等はラカゼットが上回っていると言えます。
話が逸れましたが、ネルソンの2アシストの速いクロスはどちらもピンポイントで見事なものでした。そして、ペペにはない武器ですし縦への突破を得意とするネルソンとマッチしています。左のサカと合わせて大外のレーンからの高精度のクロスは中に合わせる選手がいればかなりの強みになります。ホッヘンハイムへのレンタル、アルテタの就任で一皮も二川も化けたリース・ネルソン。このまま行けば近い将来彼の親友のジェイドン・サンチョとスリーライオンズ(イングランド代表の愛称)の両翼を担う事でしょう。
・パブロマリデビュー
冬の移籍市場で降らメン後から加入した異色の経歴の26歳スペイン人DFがついにトップチームでデビューを飾りました。この試合、右CBに入ったダビドルイスの右足とパブロマリの左足による対角線のロングフィードは効果的に前へのボールを供給できていました。
パス成功率はゲンドゥージ、ダビドルイスに次ぐスタッツを記録、空中戦、地上戦でも安定した強さを披露した中、特筆すべきはロングパスです。ダビドルイスが9本中5本なことを考慮すると17本中13本成功というのは出色の出来と言えます。アーセナルの前線はルカクみたいにアバウトなロングボールを収められるようなフィジカルの選手がいない中この数字というのは、フリーの選手を見つけるのが上手いのと、なおかつキック制度が素晴らしいからでしょう。実際見てる印象として、キックの質はダビドルイスに比肩するものに感じました。CBとしてのソクラティスより上の序列と言っていいでしょう。
・最後に
とにかくFA杯ベスト8一番乗りを決められたのは幸いです。ネルソンはぺぺとポジションを争えるレベルにあることは明白ですし、タイプが違うため併用もできるでしょう。マルティネッリもゴールはありませんでしたが、動きはかなりよかったですし、パブロマリもフィットしてる感じでここからのラストスパートに向けてポジティブなものが多いです。ただ、トレイラの負傷は気がかりです。重症ではないようですが、離脱期間も不明ですし、早く戦列復帰できることを祈っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。毎度のことですが、拡散、感想はとてもうれしいのでお待ちしてます!次回はウェストハム戦になります。そして、カラバオ杯決勝の影響で延期になったシティ戦もいつになるか気になるところです。
エジルに見惚れてグーナーになった人。18/19シーズンから戦術ブログを開設してリーグ戦全試合のマッチレビューを投稿している戦術系グーナーです。
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